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立会外分売の分析 (4124)大阪油化工業

立会外分売の分析(4124)大阪油化工業
基本情報                 
銘柄(4124)大阪油化工業  発行済株式数1,073,500株   
市場東証JASDAQ浮動株数348,888株
信用区分信用配当金25円
目的株式の流動性の向上株主優待なし
分売情報
発表日 2021年11月24日(水) 実施予定日 2021年12月2日(木)
   ~12月8日(水)
分売枚数 530枚 申込上限 5枚
発表日終値 2118円 発表日出来高 212枚
前日終値 1786円 前日出来高 500枚
割引率 3.02% 分売価格 1732円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2021年11月24日(水)23:30事前分析

事前評価★★☆☆☆

株価、チャート

5月末から7月頭にかけて株価は2倍に。

11月中旬には22年9月期の経常利益が4.8%減益になる見通しと発表し、それを受けて株価は2200円台まで下落。

それでも下げ止まることなく、2000円台まで突っ込んでいる状態です。

分売価格が2000円を下回れば心理的にも反発しやすいと予想しています。

流動性、需給

直近1週間の出来高は200枚程度でそこそこあります。

分売枚数が530枚なので、このまま推移すれば悪くはないでしょう。

板は薄いので、当日の朝を迎えるには少し心許ない感じがします。

備考

分売枚数530枚は当選がかなり難しいため、案件としては微妙な部類です。

流動性を維持しつつ、分売価格がどこまで2000円に近づくかが焦点になると見ています。

2021年12月1日(水)20:00最終分析

株価調整★★★★★
流動性の改善★★★★☆
割引率★★★★★
最終評価★★★☆☆

株価、チャート

分売発表から前日までに16%弱の調整。

節目の2000円をブチ抜いて想定以上に下がりました。

地合いの影響も大きいですね。

流動性、需給

流動性は安心できる水準になりました。

板も少しは厚くなってるので、事前評価の時と比べたら良い感じです。

備考

分売価格が前日安値となりました。

このラインは割れないだろうという予想の元、評価を1つ上げます。

地合いの不安はつきまとうので、朝はしっかり確認したいところです。

結果考察

分売枚数530枚前日終値1786円分売価格1732円当日出来高933枚
始値1746円高値1772円安値1664円終値1670円

始値はしっかりと利益で良し。その後更に上げる場面もありました。

しかし、地合いの影響もあり徐々に崩れてしまい、分売価格を大きく割れる形で引けてしまいました。

立会外分売は始値売りが定石ではありますが、寄りの売りをこなして上へ飛ぶこともしばしば。

しかし、需給の崩れや地合いによって下落してしまうことも珍しくないため売り時が難しい案件となりました。

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