立会外分売の分析 (4171)グローバルインフォメーション

nisshi

3年前

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

2021年11月22日(月)20:00事前分析

事前評価

★★☆☆☆

上場直後を天井として、直近1ヶ月は1600円をやや下回る水準で推移していました。

しかし、11月15日に発表した21年12月期3Ｑ決算では、通期の経常利益を10％上方修正。

それを受けて株価は暴騰しました。分売発表は株価がやや落ち着いてきてからの発表です。

決算発表までは20～30枚程度の出来高でしたが、決算を機に100枚を超えるようになっています。

分売枚数は500枚なので、前日に200枚以上はキープして欲しいところです。

まだ安心できる水準ではありません。

分売価格の目標は25日移動平均線を下回る1600円付近です。

株価急騰前の位置なので、ここまで来ればリスクは減ると見ています。

ジリジリ下げながら出来高も増える展開に期待。

地合いの影響もあり、分売前日に株価は大きく調整しました。

1500円台まで来るのは嬉しい誤算です。

その分割引率は渋いですが、分売価格の1549円は反発期待も持てる位置だと見ています。

流動性はしっかりと改善しました。

前日に400枚ほどまで改善したので、当日に向けて良い準備となっています。

業績も問題ないので、買い需要もありそうです。

当初より安心感が出てきた案件。

とはいえ、地合いが非常に危険なので楽観視はできません。

評価としては、株価の下落具合や流動性の改善具合を見て★1つ上げています。

分売枚数	500枚	前日終値	1581円	分売価格	1549円	当日出来高	614枚
始値	1546円	高値	1630円	安値	1546円	終値	1546円

分売価格を割れて始まったものの、流動性の良さもあって一時は反発。

しかし、魔の地合いの影響もあり失速して終わりました。

始値と終値がその日の安値というちょっと嫌な動き。

力強い場面もあったので、ひとまず頑張ったと言えるでしょう。