にっしーのマネーメモ

立会外分売の分析 (7486)サンリン②

基本情報                
銘柄(7486)サンリン発行済株式数12,300,000株   
市場東証スタンダード浮動株数861,000株
信用区分信用配当金22円
目的株式の流動性の向上株主優待なし
分売情報
発表日 2024年8月19日(月) 実施予定日 2024年8月26日(月)
分売枚数 1600枚 申込上限 20枚
発表日終値 693円 発表日出来高 8枚
前日終値 680円 前日出来高 75枚
割引率 2.94% 分売価格 660円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2024年8月20日(火)22:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

サンリンは2024年2月にも分売を実施しています。

前回はリスク案件と思いきや、まさかの微益となっています。

株価、チャート

株価は先日の日経平均暴落で650円まで下落。

その後持ち直し、揉み合っていた700円近辺まで浮上しています。

650円付近は堅いことが見て取れるため、まずはここまで調整することが望まれます。

流動性、需給

日々の出来高は非常に乏しく、2日連続で出来高0もありました。

前回は1000枚の分売で何とか持ちこたえましたが、今回は1600枚のためやや厳しいでしょうか。

流動性の改善は見込めないため、株価水準による買い需要が出てくることに賭けるしかありません。

備考

株価の調整具合と割引率に委ねられた案件。

現状ではリスク案件の★1ですが、上記の2点次第では数円の利幅が取れるかも知れません。

2024年8月24日(土)8:00最終分析

株価調整★☆☆☆☆
流動性の改善★☆☆☆☆
割引率★★★★☆
最終評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価はほとんど調整せず値決めとなりました。

分売価格は660円ですが、直近安値の650円を下回らなかったのは残念です。

週足を見ると660円ラインは堅そうに見えますが、短期的には流石に厳しいと思います。

流動性、需給

予想と同じく流動性は改善せず。

最大1600枚が売られることを踏まえると、660円より上は相当重たいことが推測できます。

今年の2月は利益となりましたが、今回は割れる可能性も十分考えられます。

備考

株価の調整や流動性の増加といった基本的な条件が全く整っていない案件。

利回りは3.3%あるものの、わざわざ手出しするレベルではないため不人気なのはほぼ間違いないでしょう。

総じて、2024年の立会外分売の中でもリスク色が強い案件と評しました。

結果考察

分売枚数1600枚前日終値680円分売価格660円当日出来高   枚
始値   円高値   円安値   円終値   円
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