にっしーのマネーメモ

2021年の振り返り②

2021年の振り返り②

この記事では2021年の「自身のメンタル」「相場環境」を振り返っていこうと思います。

また、その前にぜひ「2021年の振り返り①」をご覧頂ければと思います。

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自身のメンタル

他人のことが気になった1年

僕は立会外分売やIPOという低リスクな投資をメインに行っています。

しかし、そこには「運」という壁が存在していますよね。

IPOは半ば仕方ないかなという感じですが、2021年は立会外分売がとにかく当たらない1年だったので、Twitter上での当選報告が非常に気になりました。

また、当選が見込めないことにより空売りもかなり消極的に。立ち回りが難しかったです。

そのせいか、今年は他人の当選状況や利益・損失に対してかなり過敏になってしまった1年に。

「比較対象はあくまで自分であり、他人なんて関係ない」というごもっともな考え方がありますが、頭では分かったつもりでも心はそう向いてはくれません。

投資を始めて3年半が経ちますが、成績的にも精神的にも一番苦しい状態が今となっています。

目的の確認

「何のために投資をしているのか」を改めて考えてみます。

決して「誰かより良い成績を出してドヤるため」「Twitterで一目置かれるため」というのが目的ではありません。

僕が投資をする理由は、自身の経済的ゆとりを生み出す・・・ひいては経済的自由を手に入れるためです。

他人が大きな利益をあげようが、退場しようが全く関係ありません。

自分の時間軸や許容リスク、手法だけを見つめて淡々と取り組むことが最善。

この年末に改めて考え直すことができたので、良しということにしておきます。

ひたすらに自分を見つめて実践⇒結果⇒振り返り、このサイクルを回せるよう努めます。

相場環境

全体として

2021年の相場はテーマに乗れたかどうか、が大きなポイントだったかなと思います。

船、半導体、DX、EV、脱炭素化、5G、新型コロナ対策、メタバース・・・

パッと思いつくだけでもテーマがたくさんありました。

日経平均としては上げ基調、マザーズとしては下げ基調の年となり、新興銘柄を中心に保有してる

人にとっては厳しい1年であったかなと感じます。

それでも、大半の人が利益をあげている年になったのは間違いないでしょう。

仕手株

今年個人的に気になったことが仕手株の多さです。

仕手株とは「意図的に株価が操作された株」の呼称です。

銘柄名はここでは控えますが、今年は例年になく多かったような気がします。

その背景には「なんとか流れに乗って利益を手にしたい」という個人投資家が多かったことが関係しているのかなと。

投資をする上で他人の意見を参考にすることは重要ですが、あくまで参考であり最後は自分でしっかり決断しなくてはいけません。

Twitterには良い情報、悪い情報、本当の情報、虚偽の情報が入り混じっているため、情報の取捨選択はとても大切ですね。

一応そのことは意識して取り組めているので、引き続き惑わされないようにしていきたいです。

暴落株

また、2021年は悪材料により暴落する銘柄も多数ありました。

(3936)グローバルウェイや(2158)フロンテオは超絶な高騰を演じるも暴落、(4588)オンコリスバイオファーマや(4563)アンジェスも1年を通して大きな下落となっています。

記憶に新しいのは(9519)レノバや(4591)リボミックですね。

株式投資に「絶対」は絶対ないと言われているように、何が起こるか分からない、何が起きてもおかしくないのが投資の世界。

集中投資や信用取引は当たれば大きな利益となりますが、反対も有り得るということを改めて思い知らされます。

IPO

そして最後はIPO。

今年は実に120社余りが上場しました。その年に上場したIPOのチャートは定期的に見ていますが、今年は特に初値天井型が多いですね。

週足で見ると分かりやすいのですが

のように、大きな陰線が続いてひたすら下値を掘り下げていく銘柄が非常に多いです。

2021年に上場したIPOのチャートを振り返るとその衝撃が実感できると思います。

IPO直後の値動きは夢と絶望を兼ね備えているので、気を付けて触りたいところですね。

2021年で見れば、IPOセカンダリーの難易度は半端なかったと感じています。

まとめ

・他人とではなく自分との比較をしっかりすることが大切

・利益をあげるためには相場観や危機回避能力が大切

当たり前ではありますが、意外とできていないことを実感しました。

必要なのは失敗や損失から学んで今後に活かすことなので、ダメダメだった2021年を糧にして2022年、そしてその先の成長に繋げていきます。

最後になりますが、ブログやTwitterを通じて交流して下さっている皆さん、今年はありがとうございました。

何とか生き残り続けて投資家としてもブロガーとしても歩み続けていきますので、来年もどうぞよろしくお願いします!

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