基本情報 | |||
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銘柄 | (2654)アスモ | 発行済株式数 | 15,145,175株 |
市場 | 東証スタンダード | 浮動株数 | 1,135,888株 |
信用区分 | 貸借 ※売禁 | 配当金 | 10円 |
目的 | 株式の流動性の向上 | 株主優待 | 自社商品(9月末) |
トレード情報 | |||
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発表日 | 2024年7月1日(月) | 実施予定日 | 2024年7月8日(月) ※1日延期 |
トレード枚数 | 7852枚 | 申込上限 | なし |
発表日終値 | 452円 | 発表日出来高 | 86枚 |
前日終値 | 423円 ※延期前は408円 | 前日出来高 | 1192枚 ※延期前は1558枚 |
割引率 | 4.02% | トレード価格 | 406円 |
立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。
2024年7月1日(月)23:00事前分析
事前評価 | ★☆☆☆☆ |
株価、チャート
4月25日に株主優待導入で跳ね、6月10日に詳細発表で跳ね、株価は直近の高値に位置しています。
トレード枚数の重さを踏まえると、トレード価格は急騰前の390円付近まで来て欲しいところです。
流動性、需給
貸借銘柄ではあるものの2022年11月から売禁となっている状態。
流動性の改善を期待するにはかなり厳しいと言えるでしょう。
一方、配当&優待での利回りは100株当たり約5.4%と悪くありません。
低位株ということで買いも入れやすく、意外と下値は堅いかも知れませんね。
備考
利回りの高さと株価単価の低さを考慮すると、リスクはあるにせよ限定的。
ただ、やはり流動性が懸念されるためトレード前日の状況を踏まえて今一度考えてみたいと思います。
★1評価と★2評価で迷いましたが、トレード参加による期待値は現段階で小さいと見て★1としました。
2024年7月7日(日)21:00最終分析
株価調整 | ★★★☆☆ |
流動性の改善 | ★☆☆☆☆ |
割引率 | ★★★★★ |
最終評価 | ★☆☆☆☆ |
株価、チャート
なんと史上初(?)の立会外トレード1日延期となり、非常に衝撃を受けました。
本来であれば408円に割引が入ったものの、結果的に前日終値423円に4%の割引が入りトレード価格406円となっています。
太っ腹な割引をしてくれるくらいなら、最初から2.5%引き辺りでやってくれた方が良かったですね。
どうしても300円台では売りたくなかったようです。
トレード価格は直近の安値ではあるものの、前日にこのような形で反発したのは頂けないと思います。
400円が抵抗ラインとして機能してくれそうですが、強い動きは望めなさそう。
流動性、需給
延期をしたことで、需給の乱れが生じています。
前日出来高は1192枚ですが、そのうち650枚は寄付の強制決済分なのでかなり少なく見えます。
トレード価格での利回りが6%に乗せたため、9月の優待権利に向けて保有する層もいるとは思いますが、相当な枚数が降ってくるので厳しいイメージ。
短期勢の多寡が始値の運命を握ります。
備考
素直に初日実施となっていれば数円は堅そうな案件でしたが、今回のような展開になると予想が難しいです。
仮に400円を突破されても流石に390円では止まると思われるので、リスクは少しあるといった感じ。
利益の線も残っているとは思いますが、リスクを背負ってまで参加するレベルではないと思うので、朝の雰囲気次第といったところですね。
結果考察
トレード枚数 | 7852枚 | 前日終値 | 423円 | トレード価格 | 406円 | 当日出来高 | 2902枚 |
始値 | 407円 | 高値 | 408円 | 安値 | 404円 | 終値 | 404円 |
始値は+1円で始まったものの、重さに耐えきれずトレード価格を割れて引けました。
とはいえ、始値でプラスなら文句は言えないといったところ。
9月の優待権利に向けてほんの少しずつ反発していくのか、たまに覗いてみるつもりです。