にっしーのマネーメモ

立会外分売の分析 (7461)キムラ③

基本情報                
銘柄(7461)キムラ発行済株式数15,180,000株   
市場東証スタンダード浮動株数592,020株
信用区分信用配当金14円
目的株式の流動性の向上株主優待なし
分売情報
発表日 2025年2月12日(水) 実施予定日 2025年2月21日(金)
分売枚数 1000枚 申込上限 20枚
発表日終値 504円 発表日出来高 108枚
前日終値 492円 前日出来高 103枚
割引率 2.85% 分売価格 478円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2025年2月15日(土)13:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

この銘柄は2023年1月にも分売を実施しています。

筆者の記憶には残っていませんが、分売条件発表後に延期していたようです。

株価、チャート

株価は500円付近で推移。

前回分売時よりも株価が下にあるため、その分リスクは小さいでしょうか。

どちらにしても株価の調整が求められます。

流動性、需給

流動性はぼちぼち。

分売枚数が1000枚ということで、前回の1500枚と比べて少なめになっているのは良い点です。

ただ、買いたい材料は特にないので微妙な動きにはなりそうな予感。

備考

2月の分売ラッシュの中では相当地味な部類の案件。

大損は無さそうですが、魅力には欠けるため最低評価の★1としています。

下馬評を裏切り、評価が上がる展開に期待したいです。

2025年2月20日(木)23:00最終分析

株価調整★☆☆☆☆
流動性の改善★☆☆☆☆
割引率★★★★☆
最終評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価は申し訳程度の調整。

せめてあと5円は下げて欲しいところでした。

割引率も微妙なラインで、分売価格は前日終値から14円しか引かれていない条件に。

利幅が狙えない上に割れるリスクもある印象です。

流動性、需給

流動性は不足したまま実施となります。

この雰囲気から見て1000枚はなかなかに厳しい量ではないでしょうか。

板も薄いため、始値が想定以上に下へ飛ぶ危険性もあります。

備考

株価水準がもう少し低ければ妙味があったものの、最終的にはリスク案件に。

分売ラッシュな上、優待権利日やPOも重なる中、ここに買い手が集まる気がしません。

結果考察

分売枚数1000枚前日終値492円分売価格478円当日出来高1241枚
始値478円高値484円安値475円終値477円

不安定な推移とはなったものの、利益になる場面もあり。

全体としては、見送りでも良かった案件でした。

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