立会外分売の分析 (9959)アシードホールディングス②

立会外分売の分析(9959)アシードホールディングス②立会外分売の分析
基本情報                
銘柄(9959)アシードホールディングス発行済株式数13,495,248株   
市場東証スタンダード浮動株数1,066,125株
信用区分貸借配当金17円
目的株式の流動性の向上株主優待クオカード500円など
(3月末)
分売情報
発表日2024年2月21日(水) 実施予定日2024年2月29日(木)
分売枚数3000枚 申込上限20枚
発表日終値650円 発表日出来高33枚
前日終値607円 前日出来高832枚
割引率2.97% 分売価格589円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2024年2月23日(金)8:00事前分析

事前評価★★★☆☆

アシードホールディングスは2023年7月19日にも分売を実施しています。

その時は株価の調整も流動性の増加も見られず、非常にしょっぱい結果でした。

また、重要な点として前回は信用銘柄、今回からは貸借銘柄となっています。

前回の記事も参考にどうぞ。

株価、チャート

2023年末から株価は上昇を始め、直近では711円の高値をつけています。

今回から貸借銘柄になっているのはかなり良い点です。

分売発表翌日に7.5%の下落をしており、このまま分売前日の終値が600円を下回る展開に期待です。

流動性、需給

通常時の出来高は50枚ほどで、貸借銘柄にしては売買されていない状態でした。

しかし、分売発表翌日には1200枚を超える出来高となっており、前回の分売と違って早くも改善が見られています。

配当と優待がしっかりあり、利回りはおおよそ3.6%ほど。

株価帯的に買いも入れやすく、需給は心配無い印象です。

備考

やはり分売において貸借銘柄というのは熱い。

600円前後の銘柄なので大きな利益は出ませんが、リスクの低さと期待できる堅さを評価して★3としました。

2024年2月28日(水)20:00最終分析

株価調整★★★★☆
流動性の改善★★☆☆☆
割引率★★★★☆
最終評価★★★☆☆

株価、チャート

株価は分売発表日に比べて7%弱の調整となりました。

601円で踏ん張るという強さを見せつつ、分売価格は589円に。

日足的には580円が下値ラインとして機能しており、分売価格を割ることは限りなく0に近いと言って良いでしょう。

流動性、需給

分売枚数は3000枚ですが前日出来高は832枚。

貸借銘柄のため改善は見られたものの、出来高も空売りの水準もやや物足りない印象です。

600円付近の買いは多いと予想されますが、上値を追う展開にはなりにくいかも知れませんね。

とはいえ、リスクはかなり低い案件となります。

備考

流動性にもう少し活気があれば良かったですが、株価水準としては悪くありません。

リスクの低さを評価し、★3据え置き評価とします。

結果考察

分売枚数3000枚前日終値607円分売価格589円当日出来高2752枚
始値612円高値624円安値612円終値617円

非常に堅調な結果となり、始値が安値となる強い動きでした。

利回りもそこそこあり、下値が堅かったですね。

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