立会外分売の分析 (6360)東京自働機械製作所

立会外分売の分析(6360)東京自働機械製作所立会外分売の分析
基本情報                 
銘柄(6360)東京自働機械製作所  発行済株式数1,452,000株   
市場東証スタンダード浮動株数357,192株
信用区分信用配当金60円
目的株式の流動性の向上株主優待なし
分売情報
発表日2022年8月10日(水) 実施予定日2022年8月24日(水)
   ~8月31日(水)
分売枚数673枚 申込上限20枚
発表日終値1641円 発表日出来高0枚
前日終値1591円 前日出来高46枚
割引率3.83% 分売価格1530円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2022年8月11日(木)23:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

株価、チャート

2022年は1433円を底値に反発。出来高が非常に少ないため日足チャートは体を成していません。

分売価格のひとまずの目安はこの1433円になりますが、後に記述する流動性の問題により難しい案件となりそうです。

流動性、需給

分売発表日の出来高は0。直近でも出来高0の日が何日もあり、流動性は最悪レベルです。

分売枚数は673枚でそう多くないですが、流動性の改善が全く見込めないため当日の始値は相当に重たくなる予感。

ただ、配当が60円としっかりしているため、分売直後の軟調さは無視して長期で保有するのであれば無くはないかも知れません。

いずれにせよ、短期勝負が主となる立会外分売においてはダメそうな案件です。

備考

分売当日にしっかり買いが入る可能性が低いため、参加は結構怖いです。

まずは出来高が増えないとどうにも首が回らないですね。

前日の出来高は100枚を目指して欲しい。

2022年8月23日(火)18:00最終分析

株価調整★★★☆☆
流動性の改善★☆☆☆☆
割引率★★★★★
最終評価★☆☆☆☆

株価、チャート

分売発表から結構日が経ちましたが、調整額は50円(約3%)に。

物足りなさを感じますが、割引率は高めで分売価格の1530円はしっかり直近の中でも安値に位置しています。

ただ、参加意欲をそそられる程の水準ではないと思います。利回りは約4%ですが、株価は重たいことが予想されます。

流動性、需給

前日出来高は46枚に留まり、やはり厳しい状況です。

分売枚数の1割にも満たない流動性というのは、やはりリスクが高まります。

買い板も乏しいため、利益の期待が薄い案件となるでしょう。

備考

リターンよりもリスクが高い案件という予想。

やはり流動性が厳しいので、積極参加はしなくても良いという案件でしょう。

短期勝負は難しいですが、ずーっと握っておけば逃げ場はあるかなと思います。

結果考察

分売枚数673枚前日終値1591円分売価格1530円当日出来高438枚
始値1591円高値1591円安値1562円終値1562円

流動性の懸念により見送った人も多かったと思われますが、申込〆切後に5000株単位の買いが複数登場。

見せ板ではなく、そのまま寄って前日終値と同値という見事な結果となりました。

完全な寄り天ですが、分売は始値が何より重要なのでこうしたこともあるのだと押さえておきたいですね。

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