立会外トレードの分析 (2654)アスモ②

立会外トレードの分析(2654)アスモ② 立会外トレードの分析
基本情報                
銘柄(2654)アスモ  発行済株式数15,145,175株   
市場東証スタンダード浮動株数1,921,088株
信用区分貸借 ※売り禁配当金10円
目的株式の流動性の向上株主優待自社商品(9月末)
トレード情報
発表日 2024年12月9日(月) 実施予定日 2024年12月13日(金)
トレード枚数 7429枚 申込上限 なし
発表日終値 341円 発表日出来高 237枚
前日終値 319円 前日出来高 1508枚
割引率 4.08% トレード価格 306円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2024年12月9日(月)22:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

聞き覚えのある銘柄だと思ったら、今年の7月にトレード実施日を1日延期した曰く付きのアレでした。

株価、チャート

前回のトレード以降、8月5日の日経暴落と共に暴落し、9月権利落ちで再び掘り続けるという地獄のような展開に。

年初来安値は326円ですが、トレード価格は300円近辺でないと反発を望むのは厳しいかも知れません。

流動性、需給

貸借銘柄ではあるものの、数年前から売り禁となっている状態。

今回も7000枚を超えるトレード枚数となっており、需給面での懸念があります。

魅力である優待は権利日を過ぎてしまっているため、買い手不足となる危険性が高まりますね。

株価水準をよく見て考える必要があるでしょう。

備考

需給懸念と共に、トレード延期の悪夢がよぎる恐ろしい案件。

そもそもの利幅も狙えないため、よほど株価の調整がない限り参加するメリットは無さそうです。

2024年12月12日(木)21:00最終分析

株価調整★★★☆☆
流動性の改善★★☆☆☆
割引率★★★★★
最終評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価はそこそこの調整に。

割引率が4%と高いため、トレード価格は306円と良い水準となりました。

ただ、株価水準は良いものの、後述する需給面の悪さから反発を望むのはやや厳しい印象です。

流動性、需給

流動性は改善したものの、7429枚のトレードはやはり重たいでしょう。

短期売りが多いと思われるので、寄付が強いイメージは湧きません。

大きな心理的節目となる300円が踏ん張ってくれそうではありますが、上昇のエネルギーは弱いと感じます。

備考

株価水準が良いので行けそうな気もしますが、利幅は取れない上に弱ければ割れる展開も有り得ます。

割れると言っても大きなダメージにはなりませんが、★2へと評価を上げるのは難しいと見て★1据え置きとします。

結果考察

トレード枚数7429枚前日終値319円トレード価格306円当日出来高4325枚
始値306円高値321円安値304円終値312円

始値は引き分け。一瞬割れましたが、その後は上で推移しました。

節目の300円が機能した形になりました。

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