立会外分売の分析 (2987)タスキ②

立会外分売の分析(2987)タスキ②立会外分売の分析
基本情報                 
銘柄(2987)タスキ  発行済株式数11,744,000株   
市場東証マザーズ浮動株数1,655,904株
信用区分信用配当金28円
目的株式の流動性の向上
東証プライム市場を目指す一環
株主優待なし
分売情報
発表日2022年5月9日(月) 実施予定日2022年5月17日(火)
   ~5月19日(木)
分売枚数5800枚 申込上限50枚
発表日終値794円 発表日出来高2577枚
前日終値676円 前日出来高5988枚
割引率3.11% 分売価格655円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2022年5月9日(月)17:00事前分析

事前評価★★☆☆☆

株価、チャート

今回の分析の前に、タスキは2022年2月にも立会外分売を実施しています。

結果は散々なものでした・・・。コチラからどうぞ!

前回の分売後、株価は一時700円割れまで売り込まれました。

その後は一時1000円をつけるまで高騰。なかなかボラが高い銘柄です。

再び調整モードに入ってからの分売となるので、株主としてはキツいでしょうか。

流動性、需給

分売枚数は前回と同じく5800枚と多め。

直近ではやや出来高が減っていますが、おおむね1000枚以上で安定しています。

前回の分売発表日の終値は904円で前日終値が791円。

今回は分売発表日の終値が794円なので、前回に比べると参加しやすい価格帯となっています。

備考

分売と同時に今期の経常利益を3.7%上方修正しています(13.6億⇒14.1億)

ポジティブではありますが、発表日の夜間PTSでは分売による需給悪化から8%前後下落しています。

分売価格は、600円台に差し込んでくる展開が理想です。

2022年5月16日(月)17:00最終分析

株価調整★★★★☆
流動性の改善★★★★★
割引率★★★★★
最終評価★★☆☆☆

株価、チャート

分売前日までに株価は15%の調整。株価にして118円の下落はかなり良いと言えます。

終値の676円は上場来安値、分売価格の655円はもちろん上場来安値のため反発目処はありますね。

前回は散々な結果でしたが、株価の位置としても良いです。

流動性、需給

流動性は劇的に改善。分売枚数の5800枚を超えるまで改善されたのは嬉しい誤算です。

板も発表時よりも厚くなっているため、前回のような底割れリスクはやや後退しました。

ただ、直近1ヶ月半の需給は崩れているのでそこは注意点として覚えておきたいところ。

備考

業績は問題なく、配当もあるため株価の底は分売価格の655円付近ではないかと予想しています。

分売価格や流動性が安心できる水準にあるのは好評価ですが、分売枚数自体は多いため寄付は重たいイメージが残ります。

当初よりリスクは減りましたが、利益の予想幅的にも最終評価は★2とします。

結果考察

分売枚数5800枚前日終値676円分売価格655円当日出来高6372枚
始値666円高値703円安値661円終値690円

上場来安値の分売価格が功を奏し、結果は堅調。

常に分売価格を上回り、一時は700円台復帰もしました。

出来高的にも十分捌けており、大方の予想を裏切る良い動きでしたね。

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