立会外分売の分析 (2987)タスキ

基本情報
銘柄	(2987)タスキ	発行済株式数	11,744,000株
市場	東証マザーズ	浮動株数	1,655,904株
信用区分	信用	配当金	28円
目的	株式の流動性の向上	株主優待	なし

分売情報
発表日	2022年2月14日(月)	実施予定日	2022年2月21日(月) 　　 ~2月24日(木)
分売枚数	5800枚	申込上限	50枚
発表日終値	904円	発表日出来高	1364枚
前日終値	791円	前日出来高	4069枚
割引率	3.03％	分売価格	767円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

2022年2月14日(月)17:00事前分析

事前評価

★★☆☆☆

株価、チャート

2021年11月に1875円の高値をつけてからは下落が続き、分売発表日の終値は904円。

安値の目安は2021年10月につけた825円になります。

分売価格が800円に近づいた分だけ反発期待ができると見ています。

流動性、需給

出来高は安定して1000枚以上あるのでなかなか良いです。

決算前後は4000枚以上にもなっています。

5800枚の分売は多めですが、株価帯的には買いを入れやすいですね。

備考

流動性は高いため、ジリジリ下げる展開が理想です。

850円×3％引きで824円となり直近安値を下回るので、この位置をひとまずの目標ラインを見ています。

2022年2月18日(金)20:00最終分析

株価調整	★★★★☆
流動性の改善	★★★★★
割引率	★★★★★
最終評価	★★☆☆☆

株価、チャート

株価は113円の大幅調整。

反発する場面がありながらも、調整具合としては十分だと思います。

1年ぶり以上の安値圏ということで、水準としても良いでしょう。

流動性、需給

貸借銘柄ではありませんが、流動性もしっかり改善しました。

マザーズ銘柄にしては珍しく配当も出しているため、買い需要はあるようです。

5800枚の分売が重たいのには変わりありませんが、板がどうしようもないという懸念は和らぎました。

備考

割引率も良く、各種条件は良い案件です。

しかし、依然として地政学的リスクが蔓延しており、先物を見るに月曜の地合いも悪い可能性が高いため安心はできません。

立会外分売は何よりも当日の始値が大切ですが、力強い展開は少し期待できなさそう。

地合いが良いことを祈りながら当日を待ちましょう。

結果考察

分売枚数	5800枚	前日終値	791円	分売価格	767円	当日出来高	6622枚
始値	753円	高値	772円	安値	745円	終値	750円

地合いの悪化が重なり、当日は特売気配からスタート。

割れて始まった上、ほんの一瞬以外は分売価格を下回る軟調な結果となりました。

出来高はしっかりあるため捌けたと思いますが、近々での需給はなかなかに悪くなったと見えます。

株価が底値圏で株価単価的にも買いを入れやすいと思いましたが、厳しい内容でしたね。