立会外分売の分析 (2831)はごろもフーズ

基本情報
銘柄	(2831)はごろもフーズ	発行済株式数	10,325,365株
市場	東証2部	浮動株数	1,600,432株
信用区分	信用	配当金	50円
目的	株式の流動性の向上	株主優待	自社製品3000円分(3月/9月) ※500株以上保有

分売情報
発表日	2021年11月15日(月)	実施予定日	2021年11月22日(月) 　　 ~11月26日(金)
分売枚数	400枚	申込上限	10枚
発表日終値	3155円	発表日出来高	18枚
前日終値	3105円	前日出来高	25枚
割引率	3.0％	分売価格	3012円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

2021年11月16日(火)9:00事前分析

事前評価

★★☆☆☆

株価、チャート

株価は3100円を底として上は3300円まで。ボックスの中で推移している形です。

優待の影響で3月、9月の権利落ち日は下落が激しいですね。

立会外分売の案件としては、やや値がさ株の部類になります。

流動性、需給

分売発表日の出来高は18枚。

日々の出来高は10枚に届かない日も多く、たまに増えても30枚がやっとの状態。

流動性はかなり悪いと言えるので、分枚枚数が400枚とはいえ改善しなければ当日が心配です。

備考

50円の配当と年2回の優待があるので、短期よりは長期目線で参加する方が良さそうです。

とはいえ、400枚の分売は滅多に当たらないのでなかなかスッキリしない案件。

株価の調整よりも流動性の改善が肝心です。

2021年11月19日(金)19:00最終分析

株価調整	★☆☆☆☆
流動性の改善	★☆☆☆☆
割引率	★★★★★
最終評価	★★☆☆☆

株価、チャート

分売発表から前日までに調整したのは50円。

株価帯的には物足りないですね。

ただ、分売価格の3012円はチャート的に安心できる位置にあります。

3000円は底堅いと思いますがどうなるでしょうか。

流動性、需給

前日出来高は25枚と不十分。

理想どころか想定をも下回りました。

ただ、分売枚数が分売枚数なので何とかなりそうなイメージはあります。

備考

割引率で救われたような案件となりました。

株価の調整も流動性の改善も進んでいませんが、先述したように3000円は堅そうです。

結果考察

分売枚数	400枚	前日終値	3105円	分売価格	3012円	当日出来高	287枚
始値	3010円	高値	3015円	安値	3005円	終値	3005円

予想通り3000円は堅かったものの、分売の結果としては思わしくありませんでした。

しかし、当日出来高が287枚あり、分売枚数の大体は捌けることができました。

チャート的には底値圏のため、揉み合いながら3100円復活が見えてくる可能性は高いかと思います。