立会外分売の分析 (2928)RIZAPグループ

立会外分売の分析(2928)RIZAPグループ立会外分売の分析
基本情報                
銘柄(2928)RIZAPグループ発行済株式数556,218,400株   
市場札証浮動株数
信用区分配当金無配
目的株式の流動性の向上
プライム市場上場への一環
株主優待株数に応じてアリ
分売情報
発表日2024年3月7日(木) 実施予定日2024年3月15日(金)
分売枚数277552枚 申込上限9000枚
発表日終値485円 発表日出来高31082枚
前日終値392円 前日出来高25979枚
割引率3.82% 分売価格377円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2024年3月9日(土)22:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

今のところ2024年最も注目度が集まりそうな分売。

ただ、利益が望めるから注目が集まるわけでは・・・。

色々情報が出ていますが、そこまでの分析力は無いので普段通り書いていきます。

株価、チャート

chocoZAPの特別優待や業績の修正などがあり、株価は2月から3月にかけて大きく上昇。

直近高値の579円は2018年10月以来の水準となっています。

筆者史上最大枚数の分売となり、277552枚は膨大すぎてまだイメージが湧きません。

分売発表翌日は反発する場面を見せたものの、最後はストップ安に。

チャートとしては340円付近が最終防衛ラインでしょうか。

分売前後での反発を期待するのは難しく、非常に上値が重たくなる見込みです。

流動性、需給

流動性はある銘柄ですが、分売枚数が異次元のため安心できません。

分売当日はいくらでも売りが降って来る状態のため、優待狙いや短期リバ取りの買いがどこまで支えられるかといったところ。

優待利回りは良いため、どこが底となるか非常に興味深いですね。

備考

札証銘柄の分売ということで通常の分売と一味違うのもまた難しい面。

利益は取れても数円だと推測されるため、リスクを回避するのであればスルーも手です。

果たして株価はリバウンドするのでしょうか。

2024年3月14日(木)20:00最終分析

株価調整★★★★★
流動性の改善★☆☆☆☆
割引率★★★★★
最終評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価は20%弱の大幅調整。

しかし、一時は30%超の下落だったことを踏まえると残念でした。

割引率は高めで分売価格のサヤは15円ありますが、分売枚数があまりに膨大なため十分とは言いにくいでしょう。

377円という位置も、直近安値の327円を見てしまうと物足りなく感じます。

流動性、需給

前日出来高は分売枚数の10%未満に留まり万事休す。

優待利回り的には買える水準ですが、分売実施後の上値の重さを考慮すると手を出すか悩まれます。

備考

札証銘柄ということもあり、かなり闇鍋感のある案件に。

数円抜きを目指して参加するか、9:30頃まで様子を見て参戦するか、終始スルーするか人によって変わることでしょう。

リスクリワードを踏まえると★1評価とせざるを得ませんが、注目度は高いので要チェックです。

結果考察

分売枚数277552枚前日終値392円分売価格377円当日出来高43688枚
始値393円高値425円安値376円終値405円

分売枚数の約78%が売れ残るという有り得ない内容。

その結果、利益が得られる展開となりました。

完売した場合の推移を見てみたかったところです。

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