立会外分売の分析 (9708)帝国ホテル

立会外分売の分析(9708)帝国ホテル立会外分売の分析
基本情報                
銘柄(9708)帝国ホテル発行済株式数118,800,000株   
市場東証スタンダード浮動株数4,395,600株
信用区分貸借配当金6円
目的株式の流動性の向上株主優待ホテル利用券(3月末)
詳細省略
分売情報
発表日2023年9月26日(火) 実施予定日2023年10月4日(水)
分売枚数12000枚 申込上限100枚
発表日終値1000円
※14:00発表のため発表
直前の株価
発表日出来高1644枚
前日終値950円 前日出来高2548枚
割引率2.95% 分売価格922円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2023年9月27日(水)21:00事前分析

事前評価★★☆☆☆

株価、チャート

分売発表は14:00。

というわけで、分売発表日の後場は荒ぶった値動きとなりました。

2023年5月以降は奇妙なほど2000円を挟んで推移しています。

分売枚数の重さを考慮すると、分売価格が発表日安値である1880円以下(分割後940円)であることは必須条件かなと思います。

流動性、需給

貸借銘柄であるものの、出来高は100枚もないことが多い状態。

流動性の改善は見込めますが、12000枚という量の分売は結構重たいのではないでしょうか。

また、分売と同時に優待新設が発表されましたが、そこまで強い買い圧力にはならなそうです。

備考

かねてより株式分割を発表しており、分売は分割後の実施に。

株価帯が1000円以下になる、流動性が単純に倍になるなどの変化があるため様子を注視していきましょう。

2023年10月3日(火)20:00最終分析

株価調整★★★☆☆
流動性の改善★★☆☆☆
割引率★★★★☆
最終評価★★☆☆☆

株価、チャート

(9月29日から売り禁になったことで、案件としての旨味が削がれてしまいました)

株価はやや調整。

分売価格の922円は年初来安値を割り込み、チャート的な水準としては悪くありません。

しかし、流動性を踏まえると反発は少し厳しそうです。

流動性、需給

前日の出来高は2600枚弱に留まり、分売枚数の12000枚を考慮すると物足りない状態に。

チャートの推移を見る限り中長期で持ち続けるメリットがないため、分売当日の売り圧力は強めだと予想します。

分売当日の大きな反発への望みは薄いですね。

備考

売り禁になってしまったことで色々難しくなった案件。

10月に入ってからの地合いも悪いため、リターンへの期待はあまりないと思います。

結果考察

分売枚数12000枚前日終値950円分売価格922円当日出来高7512枚
始値922円高値925円安値919円終値920円

始値は引き分け。

終始上値が重く、弱い動きとなりました。

地合いが最悪レベルだったことも残念でしたね。

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