立会外分売の分析 (3953)大村紙業

立会外分売の分析(3953)大村紙業立会外分売の分析
基本情報                
銘柄(3953)大村紙業発行済株式数3,561,676株   
市場東証スタンダード浮動株数406,031株
信用区分信用配当金30円
目的株式の流動性の向上株主優待なし
分売情報
発表日2024年3月11日(月) 実施予定日2024年3月19日(火)
分売枚数1770枚 申込上限50枚
発表日終値835円 発表日出来高64枚
前日終値802円 前日出来高211枚
割引率2.99% 分売価格778円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2024年3月11日(月)21:00事前分析

事前評価★★☆☆☆

株価、チャート

2023年11月13日に配当下限30円を発表し、そこから株価は上昇基調に。

分売発表日時点でも利回りが3.6%あるため、意外と長期保有でも悪くないかも知れません。

727円が底値の目安となるのでまずは800円割れ、更に調整する展開に期待です。

流動性、需給

流動性は低く50枚を切る日もチラホラ。板も薄い銘柄です。

分売枚数は1770枚と多く、発行済株式数に対して約5%となるため重くなることは必至です。

利回りが程々に良いと言っても短期的には厳しい可能性もあります。

備考

分売枚数がもっと少なければ魅力的な雰囲気もありましたが、現時点では株価の調整や出来高増加がないと厳しいと見えます。

分売前日の条件次第では評価繰り上げも繰り下げも有り得る、そんな事前評価で★2とします。

2024年3月18日(月)17:00最終分析

株価調整★★☆☆☆
流動性の改善★★☆☆☆
割引率★★★★☆
最終評価★★☆☆☆

株価、チャート

分売発表から株価は4%ほどの調整。

やや物足りない印象ですが、分売価格の778円は可もなく不可もない水準かと思います。

割れるリスクが高いというよりも、上がる期待値が低い案件でしょうか。

流動性、需給

流動性は少しだけ改善したものの、心配な状態であることに変わりありません。

配当権利日が近いと言っても分売価格での利回りは3.9%弱。

より魅力的な銘柄はたくさんあることを踏まえると、買い手不足が発生する可能性はあります。

ただ、分売価格を15円も20円も割れるというような底無しリスクは低いと見ています。

備考

流動性は仕方ないにしろ、株価の調整はもっと欲しかった案件。

評価の繰り下げも考えましたが、そこまでハイリスクではないと判断し★2のままとします。

利益の匂いはあまり感じられないので、朝の板はチェックしたいところです。

結果考察

分売枚数1770枚前日終値802円分売価格778円当日出来高1110枚
始値786円高値808円安値786円終値804円

完全な寄り底となり、800円台を奪還して引けました。

配当需要が支えになったと思われます。

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