立会外分売の分析 (1777)川崎設備工業

立会外分売の分析(1777)川崎設備工業立会外分売の分析
基本情報                
銘柄(1777)川崎設備工業発行済株式数12,000,000株   
市場名証浮動株数516,000株
信用区分配当金18円
目的株式の流動性の向上株主優待なし
分売情報
発表日2024年月日() 実施予定日2024年3月27日(水)
分売枚数1608枚 申込上限20枚
発表日終値694円 発表日出来高14枚
前日終値668円 前日出来高115枚
割引率2.99% 分売価格648円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2024年3月20日(水)8:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

株価、チャート

チャートはあまり体を成していませんが、右肩上がりとなっています。

700円が天井となっており、分売を機にここを超えるのは当分無理そうです。

まずは75日移動平均線辺りの650円をぶち抜き、その後も可能な限り調整されることを期待します。

流動性、需給

名証ということもあり流動性は非常に悪いです。

分売枚数が1608枚あるので、需給の崩れは間違いないと言えます。

業績や利回りを見ても買い材料が見当たらないため、分売当日は厳しい展開が予想されます。

備考

利益の見込みがほぼない案件。

分売価格が500円台になってようやく参加を検討するか検討する・・・というレベルだと思います。

株価の調整具合によっては何とか数円利益が出るかも知れません。

2024年3月26日(火)20:00最終分析

株価調整★★☆☆☆
流動性の改善★☆☆☆☆
割引率★★★★☆
最終評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価は4%弱の調整に留まり、分売価格の648円も良くはない水準となっています。

75日移動平均線を大きく割れる展開に期待していましたが、これでは反発は望めないでしょう。

分売価格割れのリスクも残ります。

流動性、需給

出来高、板共に改善したとは言いづらい状態。

分売当日が配当権利日ですが、利回り的にも旨味はなく買い手不足が懸念されます。

備考

条件的にはかなり厳しい案件に。

今年の立会外分売は全体としてかなり好調な気がしますが、この案件が耐えるのであれば相当市況が良いと思います。

配当取りや優待取りで資金が枯渇している中、果たして耐えられるのでしょうか。

最終評価も迷いなく★1としました。

結果考察

分売枚数1608枚前日終値668円分売価格648円当日出来高537枚
始値650円高値658円安値650円終値654円

流動性懸念を跳ね返し、僅かながらも利益が得られました。

今年の立会外分売は全体的に凄く好調だと思います。

これも歴史的な株高の影響なのでしょうかね。

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