立会外分売の分析 (3963)シンクロ・フード②

立会外分売の分析(3963)シンクロ・フード② 立会外分売の分析
基本情報                 
銘柄(3963)シンクロ・フード  発行済株式数29,893,800株   
市場東証プライム浮動株数1,990,141株
信用区分貸借配当金無配
目的株式の流動性の向上
プライム市場の上場維持基準適合
株主優待なし
分売情報
発表日 2022年11月14日(月) 実施予定日 2022年11月28日(月)
分売枚数 13000枚 申込上限 100枚
発表日終値 478円 発表日出来高 3158枚
前日終値 532円 前日出来高 14833枚
割引率 2.44% 分売価格 519円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2022年11月14日(月)22:00事前分析

事前評価★★☆☆☆

シンクロ・フードは今年の2月にも分売を実施しています。

その時の分売価格は237円。

今回の分売発表日終値は478円のため、9カ月でなんと2倍になっています。

前回は引けにかけて強かった。ぜひ合わせてご覧ください。

株価、チャート

株価は右肩上がりの理想的なチャート。

直近では544円の高値をつけ、その後やや調整しています。

ですが、分売と同時に今期の経常利益を55%上方修正。

それを受けて夜間PTSは7%以上高騰しています。

事前分析の時点で分売価格の目標を定めるのは難しいです。

流動性、需給

低位株の貸借銘柄ということで、日々の出来高は上々。

1000枚をほぼ安定して超えており、2000枚3000枚を超える日も珍しくありません。

分売枚数は13000枚と前回の7000枚より多いですが、流動性の心配はあまり無さそうです。

需給面は安心して参加できそうな案件。

備考

分売だけの発表であれば堅く微益が狙える案件でしたが、上方修正により推測が難しいです。

利益案件にはなると思われるため、分売実施まで2週間と長いですが監視していきましょう。

2022年11月26日(土)19:00最終分析

株価調整★☆☆☆☆
流動性の改善★★★★★
割引率★★★☆☆
最終評価★★☆☆☆

株価、チャート

皆さんご存知の通り、株価は11%ほどの上昇。

教科書に載るような踏み上げ相場となっており、非常に悪い展開となっています。

分売価格の519円に旨味はほぼなく、上値余地が限定されています。

流動性、需給

一方、流動性は全く問題なしとなっています。

分売枚数の13000枚も超えている状態です。

ただ、売り手はもっと下での買い戻しをしたい状況のため、需給を読むのは難しい案件。

備考

株価水準は元より、それまでの経緯が最悪な案件です。

流動性はとても良いので、それが頼りになります。

結果考察

分売枚数13000枚前日終値532円分売価格519円当日出来高29359枚
始値519円高値524円安値494円終値496円

分売の歴史に残る炎上案件でした。

始値は同値で耐えたものの、それまでの高騰をかき消すような動きに。

500円を割れて終わり、かなり後味の悪い結果となりました。

その後も下落が進んでいます。

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