立会外分売の分析 (2653)イオン九州②

立会外分売の分析(2653)イオン九州② 立会外分売の分析
基本情報                
銘柄(2653)イオン九州発行済株式数34,833,558株   
市場東証スタンダード浮動株数
信用区分信用配当金45円
目的株式の流動性の向上株主優待優待券(2月、8月)
分売情報
発表日 2025年1月21日(火) 実施予定日 2025年1月29日(水)
分売枚数 8672枚 申込上限 100枚
発表日終値 2878円 発表日出来高 149枚
前日終値 2664円 前日出来高 1879枚
割引率 2.97% 分売価格 2585円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2025年1月22日(水)13:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

イオン九州は約2ヶ月前にも分売を実施済み。

流動性が非常に厳しかったため12200枚中8672枚が売れ残りました。

そして今回そっくりそのまま8672枚の分売となります。

株価、チャート

株価は前回の分売直後を底値として反発していました。

今回、再度の分売発表により株価は調整することになります。

分売価格が2700円を下回ることは必須と言えるでしょう。

また、直近のドン底である2600円に近づくだけリスクが軽減されそうです。

流動性、需給

流動性はやはり厳しいと言えます。

前回は警戒されすぎて大量に売れ残りましたが、始値は±0円でした。

2月末に5000円相当の優待&配当を控えているため、即売り勢は少し減るかも知れないのが一応挙げられる良い点です。

とはいえ、株価の調整に加えて流動性の改善は絶対条件になるため、1週間でどこまで進むか注目しましょう。

備考

現時点ではリスク先行ですが、条件次第では打診ができるレベルになるかも知れません。

同時に発表した下方修正が痛いですが、様子見といったところです。

2025年1月28日(火)22:00最終分析

株価調整★★★☆☆
流動性の改善★★☆☆☆
割引率★★★★☆
最終評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価はまずまずの調整。

割引率も順調に約3%となった結果、分売価格は2600円を下回る水準となりました。

前回分売時の安値以下であることは評価できますが、後述する流動性を踏まえると厳しい印象があります。

流動性、需給

前日出来高は2000枚を切っています。

前回が盛大に売れ残っていることから今回も・・・と狙う層は少なからずいると思いますが、即売り目線の参加者が多ければ残念な結果になるし、みんな回避思考で売れ残る事態になれば反発という感じになりそうです。

備考

株価水準は良い感じですが、流動性がネックとなります。

優待権利が来月に迫っているため、粘ればトントン以上で脱出できそうでしょうか。

リスク感は否めないため★1を最終評価としました。

結果考察

分売枚数8672枚前日終値2664円分売価格2585円当日出来高5394枚
始値2583円高値2606円安値2580円終値2599円

重たい動きではあったものの、終値はプラスで終えました。

2月の優待権利に向けて、ジワジワ上がるのか観察していきたいと思います。

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