立会外分売の分析 (2938)オカムラ食品工業

立会外分売の分析(2938)オカムラ食品工業 立会外分売の分析
基本情報                
銘柄(2938)オカムラ食品工業発行済株式数8,076,944株   
市場東証スタンダード浮動株数630,002株
信用区分貸借配当金38円
目的株式の流動性の向上株主優待5000円相当の自社製品(6月)
分売情報
発表日 2024年11月14日(木) 実施予定日 2024年11月22日(金)
分売枚数 800枚 申込上限 10枚
発表日終値 4390円 発表日出来高 148枚
前日終値 4625円 前日出来高 506枚
割引率 3.00% 分売価格 4486円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2024年11月16日(土)23:00事前分析

事前評価★★★★☆

株価、チャート

10月7日に上場来高値となる5240円をマーク。

直近は4300円付近で揉み合っていました。

4000円辺りで反発が望めそうなチャートのため、分売価格が3900円台になれば熱いと思います。

流動性、需給

もともと流動性が高いわけでも板が厚いわけでもありませんが、貸借銘柄のため需給面での心配は要らないでしょう。

分売枚数も800枚と少ないため、軽々と売りをこなす展開が予想されます。

株式の分割も12月末に行われるため、今後より手を出しやすくなります。

備考

現時点での懸念材料は無し。

あとは分売前日に変な動きをせず、淡々と値決めになると良いですね。

2024年11月21日(木)21:30最終分析

株価調整★☆☆☆☆
流動性の改善★★★★☆
割引率★★★★★
最終評価★★★★☆

株価、チャート

空売りを巻き込む形で分売発表からなんと5連陽線。

株価は反発した状態での実施となりました。

分売価格ですら発表前の株価より上というのは全くの想定外でした。

結果として、分売価格の水準は期待ハズレとなっています。

流動性、需給

一方、流動性は増加し空売りの積み上がりも相当に。

需給面では申し分ないため、十分利益が見込めるでしょう。

まさに需給戦といった案件で、一般的な分売とは異なる展開に注目が集まります。

備考

株価水準はかなり残念ですが、需給面での都合によりまとまった利益が期待できます。

この状態で株価水準が今より下であれば文句無しに★5評価としましたが、一定の利確売りも出ると予想して★4の中でも高い評価ということで締め括ります。

結果考察

分売枚数800枚前日終値4625円分売価格4486円当日出来高1534枚
始値4595円高値4635円安値4460円終値4480円

始値で109円抜きという大きな利益となりました。

その後は売られていますが、枚数の少ない貸借銘柄は需給によって激しく動くことが改めて分かりましたね。

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