立会外分売の分析 (6237)イワキポンプ

立会外分売の分析(6237)イワキポンプ立会外分売の分析
基本情報                 
銘柄(6237)イワキポンプ  発行済株式数22,490,910株   
市場東証プライム浮動株数1,259,491株
信用区分貸借配当金35円
目的株式の流動性の向上株主優待なし
分売情報
発表日2022年5月13日(金) 実施予定日2022年5月24日(火)
   ~5月27日(金)
分売枚数5000枚 申込上限30枚
発表日終値1045円 発表日出来高450枚
前日終値980円 前日出来高3030枚
割引率3.06% 分売価格950円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2022年5月14日(土)21:00事前分析

事前評価★★★★☆

株価、チャート

今年1月に975円で底を打ち、4月上旬には1149円まで高騰。

直近は1050円前後の値動きとなっています。

ひとまずは分売価格が975円を割り込むのが目標ですが、貸借銘柄のため問題なく達成できると見ています。

理想的な位置は2021年10月につけた918円。割り込まなくてもなるべく近づいて欲しいですね。

流動性、需給

日々の出来高はおおむね300~400枚と普通。

分売枚数は5000枚と多めではありますが、貸借銘柄かつ1000円前後と手を出しやすい株価帯のため流動性は劇的に改善することが望めます。

後述しますが業績が良く、配当も35円なので買い需要はあると思われます。

需給的に分売価格割れの危険性は相当に低いでしょう。

備考

分売と同時に23年3月期の経常利益が前期比14%増&1.5円の増配の発表をしています。

分売に起因する空売りによって分売前日まで株価は調整しそうですが、中長期ではなかなか面白い案件かなと思っています。

2022年5月23日(月)19:00最終分析

株価調整★★★☆☆
流動性の改善★★★★☆
割引率★★★★★
最終評価★★★★☆

株価、チャート

チャートは空売りを巻き込んだ踏み上げの形に。

陰線は分売発表翌日のみで、後はひたすら陽線連発という鬼畜案件となりました。

一時は880円台まで下落したことを踏まえると分売価格の950円は見劣りしますが、分売割れのリスクは小さいと予想します。

流動性、需給

前日出来高は3000枚まで改善。

貸借銘柄の安定性は発揮されました。

空売りも残ってはいるため、利回りと併せると需給面での懸念はほぼないかなと思います。

備考

値動きが市場の予想外過ぎる案件となりました。

当初予想してたほどの利幅は取れないかも知れませんが、大崩れはなさそうです。

結果考察

分売枚数5000枚前日終値980円分売価格950円当日出来高6786枚
始値978円高値978円安値948円終値952円

分売前日までの連騰が悪い方向に働き、寄り天で下落の一途。

分売当選者は寄り売りでは利益になりましたが、持ち越せば利益縮小。

当日買った人はほぼ全員損失という残念な結果となりました。

地合いの悪さも相まったと思われますが、やはり前日にかけて調整する流れが一番理想的ですね。

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