立会外分売の分析 (2814)佐藤食品工業②

立会外分売の分析(2814)佐藤食品工業② 立会外分売の分析
基本情報                
銘柄(2814)佐藤食品工業発行済株式数9,326,460株   
市場東証スタンダード浮動株数447,670株
信用区分信用配当金40円
目的株式の流動性の向上株主優待自社製品(3月)
分売情報
発表日 2024年11月8日(金) 実施予定日 2024年11月19日(火)
分売枚数 286枚 申込上限 3枚
発表日終値 2044円 発表日出来高 12枚
前日終値 1900円 前日出来高 74枚
割引率 2.95% 分売価格 1844円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2024年11月10日(日)21:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

佐藤食品工業は2022年3月にも分売を実施。

分売当日は奮わなかったものの、後に大きく株価を伸ばしています。

株価、チャート

直近では6月に2200円の高値をマーク。

日足を見る限りだと1900円台前半は堅そうなので、分売価格はこの水準まで来て欲しいところです。

とはいえ、チャートが余り体を成していないので予測はしにくいですね。

流動性、需給

流動性は非常に悪く、出来高0もチラホラ。

ただ、分売枚数も286枚と極小のため、あまり影響はないかも知れません。

需給的に大きな反発は望めないと思うので、やや渋い案件という印象です。

備考

不安定なイメージが残る案件。

株価もだいぶ水準を上げているので、その点も不安要素です。

大きな調整が入らない限りは見送りでも良いでしょう。

2024年11月18日(月)20:00最終分析

株価調整★★★☆☆
流動性の改善★★☆☆☆
割引率★★★★☆
最終評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価は7%ほど調整しボチボチといったところ。

分売価格の1844円は今年の中でも安値圏に位置しています。

多少の反発が望めるような、低空飛行が続きそうな、元々のチャートが形を成していないため判断が難しいところです。

流動性、需給

出来高は少し増加していますが、結局は寄付にどれくらい売りが出るかどうか。

長期保有目的の人が少なそうなので、当日は普通に売り物が出る気がします。

業績や利回りなど、魅力的な部分に欠ける銘柄のため、需給は強くないでしょう。

備考

チャートが考察しにくく、板も非常に薄いためリターンよりはリスク色が強い案件。

今週は分売ラッシュでもあるため、無理して参加する意義も無さそうです。

最終評価も変わらず★1としました。

結果考察

分売枚数286枚前日終値1900円分売価格1844円当日出来高175枚
始値1885円高値1924円安値1873円終値1878円

寄付が思いの外強く、まさかのしっかりとした利益となりました。

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