立会外分売の分析 (2831)はごろもフーズ②

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

立会外分売の解説【 初心者向け 】

この記事では立会外分売（たちあいがいぶんばい）について解説します。 立会外分売の意味 基本的に、株式の売買は証券取引所が開いている平日9:00～11:30と12:30～15:00の間に行われます(2024年11月より15:30まで延長予定)...

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2021.11.01

2022年5月24日(火)22:00事前分析

はごろもフーズは2021年11月にも立会外分売を実施しています。

立会外分売の分析 (2831)はごろもフーズ

基本情報　　　　　　　　　　　　　　　　　銘柄(2831)はごろもフーズ　　発行済株式数10,325,365株　　　市場東証2部浮動株数1,600,432株信用区分信用配当金50円目的株式の流動性の向上株主優待自社製品3000円分(3月/9...

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2021.11.16

分売枚数は同じ400枚ですが、今回の方が分売発表日の株価が安いので前回よりやや期待が持てます。

株価、チャート

典型的な優待銘柄の動きとなっており、3月と9月の権利落ち日の暴落が激しいです。

4月からの株価は3030円を底値にボックス気味。

前回分売後の安値が2965円なので、分売価格が2950円以下だと安心感が出てきますね。

流動性、需給

分売発表日の出来高は32枚。

前回も流動性は悪く、ほとんど改善はしませんでした。

今回も流動性の改善は期待できませんが、その分調整に期待をしたいところです。

備考

株価の調整具合が全ての案件になりそうです。

2965円がターゲット価格となるので、前日終値と分売価格に注目すれば良いでしょう。

2022年5月28日(土)10:00最終分析

株価、チャート

前日終値はなんと発表日より＋5円。

調整に期待をしていましたが、見事に裏切られました。

いくら前回より下の株価での分売といっても、これは心象が悪いですね。

分売価格は2993円となり、割引率でなんとか3000円を割るようにしてきたなあと感じますが、利幅が取れそうにはありません。

流動性、需給

前日出来高はたったの10枚。

やはり前回同様に流動性は改善しませんでした。

寄付に売りが集中すれば当然割れることもありますし、その後も3000円付近に売り指値が多く立ち並ぶことでしょう。

また、分売において3000円は十分値がさになるので、気軽に買ってみる勢も少ないと思われます。

備考

分売前日に向かって何も改善しなかった案件に。

売り物の出方によっては10～15円の利益になる可能性も残っていますが、リスクを踏まえるとあまり美味しくは無さそうです。

そもそも400枚しか配分がないので、当選期待も薄いですね。

結果考察

全体としてはギリギリ耐えた結果に。

ただ、リスクに見合う利益ではありませんでしたね。

再び出来高極小の日々に戻りそうです。優待権利日までおやすみなさい。