立会外分売の分析 (2814)佐藤食品工業

立会外分売の分析(2814)佐藤食品工業立会外分売の分析
基本情報                 
銘柄(2814)佐藤食品工業  発行済株式数9,326,460株   
市場東証JASDAQ浮動株数466,323株
信用区分信用配当金30円
目的株式の流動性の向上株主優待1000円分の自社製品(3月)
※500株以上
分売情報
発表日2022年3月4日(金) 実施予定日2022年3月15日(火)
   ~3月18日(金)
分売枚数250枚 申込上限3枚
発表日終値1510円 発表日出来高6枚
前日終値1421円 前日出来高77枚
割引率3.03% 分売価格1378円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2022年3月5日(土)23:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価は長らく1550~1650円のボックス相場。

年末年始で1650円を超えたかと思えば、レンジを下に破って直近では1400円台まで下落しました。

チャートは細々としており、汚いと言えますね。

流動性、需給

流動性は非常に乏しく、3月は1~3日にかけて3営業日連続で出来高0となっています。

確か自分の記憶では4営業日連続出来高0がギネス記録です。

分売枚数は250枚と少ないですが、それを凌駕するレベルの流動性のためリスクはかなり高めです。

備考

スルーが定石の案件かと思いますが、強いて言うならコロナショック時にマークした1401円がターゲットでしょうか。

特段光る点もないため、不参加目線で様子見するのがいいかと思われます。

2022年3月14日(月)17:00最終分析

株価調整★★★☆☆
流動性の改善★★★☆☆
割引率★★★★★
最終評価★☆☆☆☆

株価、チャート

途中反発も混じったものの、ある程度調整しての実施に。

分売価格の1378円はおよそ3年ぶりの安値水準となっていて、その点は評価できます。

流動性、需給

流動性も一定の改善を見せましたが、安心できるレベルではありません。

板も薄い状態のままなので、寄付に売りが集中すると割れるリスクも出てきます。

流動性に確かな改善が見られれば全体として良くなりましたが、それを払拭はできていないと見ています。

備考

事前分析の時と比べると大分良くはなっています。

ただ、同日に魅力案件の(7723)愛知時計電機があるため、注目はそちらに取られることでしょう。

リスクは残りますが、分売枚数が250枚しかないので、運試しと割り切って突撃も良いかも知れません。

結果考察

分売枚数250枚前日終値1421円分売価格1378円当日出来高169枚
始値1376円高値1379円安値1373円終値1374円

株価は安値圏だったものの、流動性が足を引っ張り微損の案件に。

しかし、分売から少し経った3月25日(金)には大幅に高騰し1448円の終値となっています。

分売の余波をある程度受け流して需給が改善したのかも知れません。

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