立会外分売の分析 (7723)愛知時計電機

立会外分売の分析(7723)愛知時計電機立会外分売の分析
基本情報                 
銘柄(7723)愛知時計電機  発行済株式数15,420,000株   
市場東証1部浮動株数2,868,120株
信用区分貸借配当金74円
目的株式の流動性の向上株主優待なし
分売情報
発表日2022年3月4日(金) 実施予定日2022年3月15日(火)
   ~3月17日(木)
分売枚数770枚 申込上限10枚
発表日終値1802円 発表日出来高60枚
前日終値1584円 前日出来高578枚
割引率3.03% 分売価格1536円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2022年3月5日(土)18:00事前分析

事前評価★★★★☆

株価、チャート

株価は去年の終わり頃の1400円台後半から、2月には一時2000円に迫るまで高騰しました。

分売発表日の終値1802円は高値圏に位置しています。

分売前日の終値が75日移動平均線の1720円を下回ると良い感じに反発が期待できます。

流動性、需給

日々の出来高は100枚を下回ることもしばしば。

しかし、貸借銘柄のため流動性の改善が大いに期待できます。

770枚という貸借銘柄にしては少なめの分売枚数のため、流動性の懸念は全くと言っていいほど無さそうです。

配当も74円としっかりあるため、株価の下支えも存在しています。

備考

小型の案件かつ貸借銘柄ということで可能性に満ちた案件かと思います。

地合いが不安定といえども、この案件が分売価格割れを起こす危険性は相当低いでしょう。

分売実施までやや期間が長いため、首を長くして待ちたいところです。

2022年3月14日(月)17:00最終分析

株価調整★★★★★
流動性の改善★★★★☆
割引率★★★★★
最終評価★★★★☆

株価、チャート

分売発表から前日にかけて218円もの調整。

序盤に下げ過ぎた関係で反発気味での実施となりましたが、当初の予想を上回る調整のため文句のつけようがありません。

分売価格の1536円は直近の安値とはなりませんが、これを割れる危険性は相当低いと思われます。

流動性、需給

流動性も問題ないレベルまで改善。

空売りの買い戻しもあるため、寄付もそこそこの強さを見せそうです。

また、利回り的にも1500円台前半の買い需要は高いと見ています。

備考

全体を通しても懸念点が見当たらない好案件。

懸念点として強いてあげるなら、770枚という枚数により配分期待が難しいところ。

利益がどこまで伸びるか注目です。

結果考察

分売枚数770枚前日終値1584円分売価格1536円当日出来高1220枚
始値1604円高値1645円安値1587円終値1604円

株価の調整具合も流動性も完璧だったため、終始強い結果となりました。

寄付直後は一瞬上に突き抜けましたが、全体としては1600円前後での動きに。

それでも納得の出来栄えです。

やはり枚数が少ない貸借銘柄は熱いことが分かりました。

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