立会外分売の分析 (7425)初穂商事

立会外分売の分析(7425)初穂商事立会外分売の分析
基本情報                 
銘柄(7425)初穂商事  発行済株式数1,740,330株   
市場東証JASDAQ浮動株数283,674株
信用区分信用配当金75円
目的株式の流動性の向上株主優待なし
分売情報
発表日2022年2月25日(金) 実施予定日2022年3月4日(金)
   ~3月9日(水)
分売枚数321枚 申込上限1枚
発表日終値1749円 発表日出来高4枚
前日終値1708円 前日出来高31枚
割引率3.04% 分売価格1656円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2022年2月27日(日)9:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価は1600~1800円で推移。

2月14日に発表された決算では今期経常利益の7%増及び5円の増配となり、株価は高騰しました。

株価が1749円だと配当利回りが4.3%近くになるので、買いたくなる人もいそうです。

流動性、需給

流動性は非常に悪く、出来高が1桁の日も珍しくありません。

分売枚数は321枚と少ないですが、今のままでは分売当日の寄付は重たくなるでしょう。

100枚までは改善して欲しいですが、板が薄いので期待も薄いでしょう。

備考

業績や利回りは良いので、流動性が何とかなれば耐えそうではあります。

しかし、現段階では流動性リスクがあるため評価は低く設定しました。

2022年3月3日(木)19:00最終分析

株価調整★★☆☆☆
流動性の改善★☆☆☆☆
割引率★★★★★
最終評価★★☆☆☆

株価、チャート

株価はあまり調整せず、1700円台の終値となりました。

少し残念ですが、割引率はしっかりあったので良かったですね。

分売価格1656円での配当利回りは4.5%なので意外と堅かったのかも知れません。

流動性、需給

流動性はさほど改善せず。

分売枚数の10%に満たない出来高は危険信号ですが、そもそもの分売枚数が321枚と少ないので短期売りの人が多くなければ耐えそうでもあります。

備考

株価水準は可もなく不可もなくの印象です。

ただ利回りを踏まえると、買い手が全く不在になるわけでもないかと。

割引率を評価して、最終評価を★★とします。

結果考察

分売枚数321枚前日終値1708円分売価格1656円当日出来高319枚
始値1669円高値1675円安値1666円終値1666円

流動性は悪かったものの、利回りが意識されて終始分売価格を上回る結果となりました。

値動きとしてはつまらなかったですが、地合いも悪い中でよく耐えたと言って良いでしょう。

分売枚数ほどは出来高ができたので、需給の改善が進むと思われます。

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