立会外分売の分析 (7208)カネミツ

立会外分売の分析(7208)カネミツ立会外分売の分析
基本情報                 
銘柄(7208)カネミツ  発行済株式数5,129,577株   
市場東証2部浮動株数1,128,507株
信用区分信用配当金27円
目的株式の流動性の向上株主優待クオカード500円分(3月)
分売情報
発表日2022年2月24日(木) 実施予定日2022年3月4日(金) ~3月8日(火)
分売枚数1192枚 申込上限30枚
発表日終値740円 発表日出来高13枚
前日終値733円 前日出来高24枚
割引率3.00% 分売価格711円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2022年2月26日(土)20:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価は700~780円のボックス内で推移。

700円は底堅く、780円は重たいチャートとなっています。

日足では陰線が目立ちますが、直近3ヶ月は右肩上がりです。

流動性、需給

分売発表日の出来高はわずか13枚。

20枚以下が当たり前の状態になっているため、流動性は絶望的と言って良いと思います。

配当があり、3月末にもクオカードの優待がありますが、それだけでは分売枚数の圧力に潰されてしまいそうな気がします。

備考

まずは株価の調整に期待すると共に、分売価格は600円台に突入して欲しいところです。

分売で獲得した分を優待日までスイングするというのも手ではありますが、分売価格を割れる危険性があるのとそもそも地合いが不安定なので微妙そう。

流動性も少しは改善しないといけません。

2022年3月3日(木)19:00最終分析

株価調整★☆☆☆☆     
流動性の改善★☆☆☆☆
割引率★★★★★
最終評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価は僅か7円しか下がらず。

個人的には衝撃的な状態です。

この調整幅であれば割引率4.5%⇒分売価格700円ぐらいは欲しかったと思います。

流動性、需給

流動性は依然厳しく、前日出来高は24枚。

1192枚の分売枚数を考慮すると寄付の重たさは避けられなさそうです。

板が薄いためそれも不安要素です。

備考

配当や優待を控えているとしても、全体としてリスキー感は拭えません。

利益になったとしても数円の幅がやっとだと予想します。

直近安値の695円辺りには買いが来るかなと思います。

結果考察

分売枚数1192枚前日終値733円分売価格711円当日出来高212枚
始値706円高値711円安値706円終値710円

やはり分売枚数が重たく損失案件となりました。

しかし、想定よりもしぶとく耐えた印象です。

当日出来高が212枚しかないのは意外でしたが、優待権利日まで引っ張ろうとする人が多いのかも知れません。

700円は底堅そうなので、この付近まで来たら打診買いもありでしょう。

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