立会外分売の分析 (3501)住江織物

立会外分売の分析(3501)住江織物立会外分売の分析
基本情報                 
銘柄(3501)住江織物  発行済株式数7,682,162株   
市場東証1部浮動株数1,136,960株
信用区分貸借配当金70円
目的株式の流動性の向上
プライム市場の基準充足
株主優待700円分の自社商品(5月)
※100株の場合
分売情報
発表日2022年3月9日(水) 実施予定日2022年3月16日(水)
   ~3月23日(水)
分売枚数2345枚 申込上限20枚
発表日終値1861円 発表日出来高136枚
前日終値1589円 前日出来高1354枚
割引率3.02% 分売価格1541円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2022年3月9日(水)22:00事前分析

事前評価★★★★☆

株価、チャート

1月中旬から株価はジャンプアップし、直近では2020円まで高騰。

1月14日に株主優待を新設したため、その影響が強かったようですね。

しかし、分売発表直前には2日連続で大陰線となっています。

75日移動平均線が1700円辺りなので、まずはここが目標株価になると思います。

株価が大きく跳ねる前の1570円辺りは堅い位置になるのではないでしょうか。

流動性、需給

日々の出来高は100枚ほどはあり200枚までは届かないぐらい。

分売枚数は2345枚と中規模ではありますが、貸借銘柄ということで流動性の改善はかなり期待ができます。

加えて2ヶ月後には初の優待も待ち構えているため、需要は多分にあると見て良さそうです。

備考

特に懸念点はないため、堅く利益が望める案件の予感。

地合いと空売りが相まって中止のリスクも無くはないですが、プライム市場の基準充足を目的に掲げているため、一般的な分売よりも中止の危険性は少ないと見ています。

2022年3月15日(火)19:00最終分析

株価調整★★★★★
流動性の改善★★★★☆
割引率★★★★★
最終評価★★★★☆

株価、チャート

事前分析の時に1570円辺りは堅いと予想しましたが、分売価格(1541円)はそれをしっかり下回る水準なので評価できます。

チャートでは陽線が目立ちますが、下値が堅い表れと見ています。

流動性、需給

流動性は思ったよりも改善せず、前日出来高は1350枚ほど。

分売枚数の半分はあるためダメというラインではありませんが、物足りなさはあります。

問題ないレベルではあると思います。

備考

全体として懸念点はありません。

分売価格割れのリスクはほぼ無いと言っていいでしょう。

貸借銘柄の強さを発揮して欲しいところ。

結果考察

分売枚数2345枚前日終値1589円分売価格1541円当日出来高3463枚
始値1607円高値1628円安値1589円終値1596円

株価水準が良かったことを踏まえても大健闘の結果に。

分売前日に空売りをした人を全員焼き尽くし、分売価格の遥か上で推移しました。

そして、分売実施から2日後には1700円を超える好調ぶり。

貸借銘柄ということで押さえつけられた株価が反発する様相となりました。

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