立会外分売の分析 (9028)ゼロ②

立会外分売の分析(9028)ゼロ② 立会外分売の分析
基本情報                
銘柄(9028)ゼロ発行済株式数17,560,242株   
市場東証スタンダード浮動株数
信用区分信用配当金107.4円
目的株式の流動性の向上
スタンダード市場上場維持
株主優待なし
分売情報
発表日 2024年11月7日(木) 実施予定日 2024年11月15日(金)
分売枚数 7658枚 申込上限 40枚
発表日終値 2380円 発表日出来高 315枚
前日終値 2500円 前日出来高 1613枚
割引率 3.00% 分売価格 2425円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2024年11月10日(日)21:30事前分析

事前評価★★★☆☆

ゼロは2024年8月20日というかなり直近にも分売を実施済み。

最高益・大幅増配・中期経営計画の発表という盛り盛りの内容で結果も上々でした。

株価、チャート

今回も決算と同時に分売を発表。

そして、Q1において前年同期比2.7倍という好調な進捗を受けて株価は暴騰。

上場来高値を大きく超える上昇っぷりとなっています。

多少の株価の落ち着きと割引で、分売価格が2500円以下になれば良いかなといったところです。

流動性、需給

今回の分売枚数は前回の3.4倍となる7658枚。

流石に枚数が多いので、分売当日は重たい動きが予想されます。

大きく上に飛ぶことも、大きく下に底抜けることも無さそうではありますが、後は株価水準との兼ね合いになるでしょう。

備考

分売と同時に材料を発表する案件は、予測が難しい傾向にあると思います。

株価も比較的動く可能性がありますが、分売前日はしっかり調整して引けて欲しいですね。

利益はちゃんと見込める案件と考え、現時点での評価は★3としました。

2024年11月14日(木)22:30最終分析

株価調整★☆☆☆☆
流動性の改善★★☆☆☆
割引率★★★★★
最終評価★★★☆☆

株価、チャート

好決算により株価は調整どころか上へ。

ひとまず分売前日は調整が入ったので良かったですね。

分売価格の2425円は何とか急騰前に近づいたという形ですが、日足としては下に向かう可能性がありそうです。

ただ、分売価格前後では踏み止まりそうだと見ています。

流動性、需給

前日出来高は分売枚数の21%に留まりました。

流石に足りないと言わざるを得なく、板も薄いため当日の不安がよぎります。

分売価格での利回りは4.4%を超えており、業績も好調なため一定数はそのまま保有されそうですが、それでもなかなかの売りが降って来るはずなので注意が必要です。

備考

株価水準は多少しょうがないとしても、流動性が想定より厳しい案件に。

利回りと業績が評価されて売りが弱まれば大丈夫ですが、短期勢が多ければ弱い寄付になってしまうため当日の様子次第です。

不安要素もありますが、利益の見込みはあるため評価は★3のままとしました。

結果考察

分売枚数7658枚前日終値2500円分売価格2425円当日出来高5523枚
始値2350円高値2374円安値2278円終値2313円

想定よりもかなり弱いスタートとなり、大きく分売価格を割れてしまいました。

短期勢が多く、売りが集中してしまったと思われます。

出来高をこなせば分売価格の2425円までは戻す可能性が高いため、今後もたまに覗こうと思います。

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