立会外分売の分析 (1850)南海辰村建設

立会外分売の分析(1850)南海辰村建設 立会外分売の分析
基本情報                 
銘柄(1850)南海辰村建設  発行済株式数28,835,730株   
市場東証スタンダード浮動株数2,047,337株
信用区分信用配当金3円
目的株式の流動性の向上株主優待なし
分売情報
発表日 2022年8月19日(金) 実施予定日 2022年8月26日(金)
   ~8月30日(火)
分売枚数 3600枚 申込上限 20枚
発表日終値 360円 発表日出来高 59枚
前日終値 332円 前日出来高 394枚
割引率 2.71% 分売価格 323円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2022年8月20日(土)12:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

株価、チャート

昨年末に272円を以降、概ね右肩上がりで推移。

分売発表時の株価360円は直近で見れば高値に位置しています。

300円は相当堅そうなチャートのため、分売価格がどれだけ近づけるかが勝負だと思います。

流動性、需給

日々の出来高は100枚を超えたり超えなかったり。

それに対し分売枚数は3600枚のため、分売当日は重たい動きが予想されます。

流動性は改善して1000枚ぐらいでしょうか。

配当も3円と僅かで、すぐに欲しくなる材料も無いので人気化はしないと思われます。

備考

株価が大きく調整すれば参加してもいいかも知れません。

出来高の割に板はそこそこ厚いので、流動性も頑張って欲しいところです。

2022年8月25日(木)19:00最終分析

株価調整★★★☆☆
流動性の改善★☆☆☆☆
割引率★★★★☆
最終評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価は28円(8%弱)の調整。

調整自体はしていますが、分売枚数を踏まえるともう一押しと言ったところです。

分売価格の323円は悪い水準ではありませんが、反発を期待するには心許ないでしょう。

流動性、需給

前日出来高は394枚に留まり、かなり不十分。

分売当日の上値が重たいのは必至レベルで、一気に浮上する可能性も低いです。

分売実施後も軟調な動きと予想します。

備考

株価水準はまだ良いとしても、流動性が最大の懸念材料となります。

さすがに307円を割ることは無さそうですが、320円割れの場面もあるかも知れません。

総じてややリスク案件という印象です。

結果考察

分売枚数3600枚前日終値332円分売価格323円当日出来高2312枚
始値323円高値326円安値321円終値323円

総じて重たく、数円を抜けた場面もありましたが同値だったり割ったり。

株価水準のそこそこの良さと、流動性のまあまあな悪さが綱引き状態になった印象です。

参加を見送っても良かった案件と言えるでしょう。

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