立会外分売の分析 (4766)ピーエイ

立会外分売の分析(4766)ピーエイ立会外分売の分析
基本情報                 
銘柄(4766)ピーエイ  発行済株式数11,229,800株   
市場東証スタンダード浮動株数1,066,831株
信用区分信用配当金無配
目的株式の流動性の向上株主優待なし
分売情報
発表日2022年8月17日(水) 実施予定日2022年8月25日(木)
   ~9月2日(金)
分売枚数3600枚 申込上限50枚
発表日終値174円 発表日出来高599枚
前日終値167円 前日出来高618枚
割引率2.99% 分売価格162円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2022年8月20日(日)11:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

株価、チャート

2022年の株価は145円を大底として定期的に190円台まで噴き上げています。

8月15日には今期経常利益を67%上方修正しており、それによって

暴騰からの全戻しとなりました。

チャートとしては160円辺りが反発ラインになりそうではありますが、分売の量を踏まえると反発力には期待ができなそうです。

流動性、需給

直近の決算前は出来高が100枚に満たない日が多く、流動性は低め。

決算後は500枚ほどまで増加していますが、分売枚数が3600枚のため、まだ乏しいですね。

配当や優待もなく、買い手はあまり積極的になれなそうです。

備考

特段良さげな点がなく、恐らくダメ案件になります。

分売価格が157円を下回れば数円の利益は出そうですが、リスクと手間に見合わないのでスルーが無難かなと思います。

予想を超える株価の調整や流動性の改善に期待しましょう。

2022年8月24日(水)20:00最終分析

株価調整★☆☆☆☆
流動性の改善★☆☆☆☆
割引率★★★★★
最終評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価は7円の調整に留まりました。

チャート的には157円まで下げそうに思えるため、分売価格の162円は安心して申し込める水準ではありません。

流動性、需給

前日出来高は618枚。

流動性の改善がされなかったため、分売を機に需給が悪くなりそうです。

とにかく買い材料に乏しいため、厳しい展開が予想されます。

備考

総合的に見てもリスクの残る案件。

超低位株なので損失も知れてはいますが、利益の見込みもかなり薄いので見送りも選択肢に入るでしょう。

結果考察

分売枚数3600枚前日終値167円分売価格162円当日出来高3301枚
始値163円高値163円安値161円終値162円

流動性懸念がありましたが、始値では+1円、下げても1円の損、終値は分売価格と同値という耐えた結果に。

大量に配分されても大した利益にならず、逆に損失にもならないという案件でした。

100円台の銘柄は立会外分売においてはあまり意味がありませんね。

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