立会外分売の分析 (2415)ヒューマンホールディングス②

立会外分売の分析(2415)ヒューマンホールディングス②立会外分売の分析
基本情報                
銘柄(2415)ヒューマンホールディングス発行済株式数10,987,200株   
市場東証スタンダード浮動株数1,087,733株
信用区分信用配当金64円
目的株式の流動性の向上
スタンダード市場の上場維持
株主優待なし
分売情報
発表日2024年6月14日(金) 実施予定日2024年6月21日(金)
分売枚数5183枚 申込上限50枚
発表日終値1536円 発表日出来高225枚
前日終値1376円 前日出来高2313枚
割引率1.96% 分売価格1349円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2024年6月14日(金)22:00事前分析

事前評価★★☆☆☆

2024年5月にも立会外分売を発表していましたが、重要事実の発生(決算?)により中止となりました。

前回の事前記事です。

株価、チャート

1ヶ月前に色々あったものの、年初来高値を更新した日に再度の分売発表。

安く株を手に入れたい分売プレーヤーにとっては嫌なタイミングです。

(中止になったが)前回の分売前日終値は1315円のため、今回もそれを目指して大きく調整して欲しいところです。

75日移動平均線上である1350円辺りが目標ラインでしょうか。

流動性、需給

出来高は100枚前後に留まり、板も薄い状態。

分売枚数は前回同様5183枚と膨大であるため、一旦チャートは崩れると思われます。

業績に問題が無く配当もあるため、即売りしない参加者も一定数いそうですね。

分売前後で上値が重くなるのはほぼ確実なため、少しでも流動性が改善して欲しいです。

備考

前回は中止で大荒れだった案件。

流石に2連続で中止はないと思いますが、中止の記憶が新しいためそこがどう影響するか注意です。

チャート・流動性・分売枚数を考慮すると、分売価格は1300円台じゃないと厳しいかなと予想します。

2024年6月20日(木)21:00最終分析

株価調整★★★★☆
流動性の改善★★☆☆☆
割引率★☆☆☆☆
最終評価★★☆☆☆

株価、チャート

株価は10%を超える大幅調整。

実に160円の下落となり、この点については評価できます。

ただ、割引率が2%に満たない激渋ディスカウントというのが残念なところ。

分売価格の株価水準は可もなく不可もなく、まずまずといった印象です。

流動性、需給

流動性は改善したものの、5183枚という膨大な分売となるので当日の上値は重たくなるでしょう。

ただ、利回りが約4.7%あるため、底抜けによる大きな損失リスクほぼ無いと思います。

結果として、需給についてもまずまずという印象になります。

備考

割引率がしっかり3%あるor前日出来高が3000枚を超えるといった条件であれば評価繰り上げも有り得ました。

損失リスクは小さいですが、寄付に売りが集中すると同値付近になる可能性も捨てきれないため、総合的に見て★2を維持という形にします。

結果考察

分売枚数5183枚前日終値1376円分売価格1349円当日出来高5259枚
始値1386円高値1438円安値1383円終値1420円

分売当日はしっかりとした利益になりました。

驚くべきはその後で、陽線を連発し1735円まで上り詰めました。

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