立会外分売の分析 (2805)ヱスビー食品

立会外分売の分析(2805)ヱスビー食品立会外分売の分析
基本情報                 
銘柄(2805)ヱスビー食品  発行済株式数13,954,234株   
市場東証2部浮動株数1,800,096株
信用区分信用配当金50円
目的株式の流動性の向上株主優待1000円分の自社製品
(3月、9月)
分売情報
発表日2021年12月1日(水) 実施予定日2021年12月8日(水)
   ~12月14日(火)
分売枚数4000枚 申込上限50枚
発表日終値4190円 発表日出来高30枚
前日終値3890円 前日出来高327枚
割引率3.08% 分売価格3770円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2021年12月3日(金)21:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価は4000台中盤で推移。

思いっきり値がさ株のため、ハイリスク・ミドルリターンの案件になるかと思います。

なお、分売発表翌日には3900円台まで調整していますが、まだまだ調整が必要です。

流動性、需給

日々の出来高は50枚に届かない日も多く、流動性は低いでしょう。

分売枚数が4000枚もあるため、かなり厳しい状態と言えます。

当然のように板も薄いため、今のままだと分売当日の寄付は相当危険な予感がします。

備考

値がさ&低流動性ということでリスキー案件となります。

分売発表時点での条件を踏まえると、2017年7月の水準である3400円までは調整しないと参加する意思が生まれてきません。

3800円台どころか、3700円台でも安心できないと思います。

2021年12月7日(火)19:00最終分析

株価調整★★☆☆☆   
流動性の改善★☆☆☆☆
割引率★★★★★
最終評価★☆☆☆☆

株価、チャート

分売価格の3770円はしばらく振りの安値ではありますが、次に記す流動性の悪さにより全くもって無意味となっています。

流動性、需給

前日出来高は327枚、分売枚数は4000枚。

改めて開示を確認しましたが、400枚ではなく4000枚でした。

圧倒的に流動性が不足しており、需給の崩壊は必至と言えるでしょう。

加えて3000円台後半という値がさ株のため、買い手は相当に集まらないと予想します。

備考

売れ残りが発生するのは確定的。

しかし、売れ残りが発生してもなお分売割れの危険性はかなり高いでしょう。

地合いが良いとか悪いとか関係なく、文句なしでリスキーな案件となります。

結果考察

分売枚数4000枚前日終値3890円分売価格3770円当日出来高994枚
始値3770円高値3770円安値3725円終値3755円

想定通り悲惨な結果に。

始値こそ同値で耐えましたが、その後は分売価格の3770円が重く奪還はできませんでした。

12月26日現在も分売価格は超えられていません。

出来高的にもまだまだ軟調な時期が続きそうです。

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