立会外分売の分析 (6147)ヤマザキ②

立会外分売の分析(6147)ヤマザキ②立会外分売の分析
基本情報                
銘柄(6147)ヤマザキ発行済株式数4,579,000株   
市場東証スタンダード浮動株数540,322株
信用区分信用配当金15円
目的株式の流動性の向上株主優待なし
分売情報
発表日2023年5月18日(木) 実施予定日2023年5月25日(木)
分売枚数2000枚 申込上限30枚
発表日終値496円 発表日出来高2228枚
前日終値451円 前日出来高11519枚
割引率2.88% 分売価格438円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2023年5月21日(日)10:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

ヤマザキは1年前にも分売を実施しています。

全く見せ場なしの●●案件でした。

株価、チャート

株価はジリジリ右肩下がりだったものの、分売発表前日に業務提携を発表。

それを受けて株価はなんと3連ストップ高の最中にあります。

24年3月期への業績にはほぼ影響なしと公表されてはいるものの、最近見かける仕手株同然の動きに。

仮に割引が5%あろうとも、連日10何%も暴騰していては焼け石に水。

流動性、需給

平時の流動性は低く、2000枚の分売は重たくのしかかります。

現在の需給はぶっ壊れているため、分売前日の出来高も参考になるか分かりません。

備考

ここまで特殊な案件は初めてかも知れません。

今確認すると19日(金)の夜間PTSも既にストップ高になっていました。

ハイリスク。

2023年5月24日(水)21:00最終分析

株価調整★★★☆☆
流動性の改善★★★★★
割引率★★★★☆
最終評価★☆☆☆☆

株価、チャート

647円の高値をつけた後は需給が崩壊。

分売前日の終値が451円になるほど乱高下しています。

日足チャートを見れば一目瞭然のように、現在のチャートは参考になりません。

下限目処を予想するのは困難かと思います。

流動性、需給

前日出来高は10000枚超えに。

分売枚数が2000枚という点だけを見れば楽勝ですが、デイトレにより荒らされた出来高となっており、

本当の買い需要が見えてきません。

もはやオモチャ化している状態のため、流動性だけを見て安心とは言えないでしょう。

備考

今回は予想がかなり困難な案件。

明日の始値を10円のレンジで予想してみるとすれば430~440円です。

分売参加勢を儲けさせてくれるような始値になるか注目。

結果考察

分売枚数2000枚前日終値451円分売価格438円当日出来高4832枚
始値439円高値440円安値420円終値415円

現実はそこまで甘くありませんでした。

始値ではプラスで逃げられたものの、終値では大きく値を下げました。

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