立会外分売の分析 (9367)大東港運

立会外分売の分析(9367)大東港運立会外分売の分析
基本情報                
銘柄(9367)大東港運発行済株式数9,389,000株   
市場東証スタンダード浮動株数854,399株
信用区分信用配当金24円
目的株式の流動性の向上株主優待クオカード(3月末)
詳細省略
分売情報
発表日2024年8月13日(火) 実施予定日2024年8月20日(火)
分売枚数250枚 申込上限8枚
発表日終値697円 発表日出来高33枚
前日終値708円 前日出来高145枚
割引率3.11% 分売価格686円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2024年8月13日(火)22:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価は若干右肩上がりだったものの、直近の日経平均暴落の影響を受けて株価は600円台後半まで下落。

前日終値は年初来安値の670円を下回って欲しいですね。

つい先日の決算も奮わなかったため、チャート的に上は目指しにくいと思います。

流動性、需給

流動性は悪い銘柄ですが、分売枚数は250枚と極小。

定期的に流動性悪×分売枚数200~300枚の案件が出てきますが、リスクはそこまで高くないように感じています。

また、利回りも高くはないものの配当&優待で4%弱あるため、大きく下に突き抜けるようであればチャンスになる可能性があります。

備考

株価単価が低い上に250枚の分売ということであまり興味が湧かない案件。

いっそのこと分売枚数が2500枚であれば株価のアップダウンや流動性の激変で妙味があったかも知れませんが、この条件では良くて+数円、±0円の可能性もアリといった感じで微妙に。

先述したように下に抜けるようであればチャンスはありますが、立会外分売の案件としては魅力を感じないため事前分析では★1としています。

2024年8月19日(月)18:00最終分析

株価調整★☆☆☆☆
流動性の改善★★★☆☆
割引率★★★★★
最終評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価はまさかの上昇での実施。

既に底値であるという見方も出来ますが、株価については残念です。

分売価格の686円は終値ベースで見れば直近の安値ではあるため、何とか最低ラインは守った形でしょうか。

流動性、需給

流動性は程々に改善しました。

分売価格での利回りは約3.8%となり、ここからの大きな下落は想定しにくいと思います。

ただ、強い買いも期待はできないため当日は地味な展開が予想されます。

備考

株価が少しでも調整すればかなり堅い案件となりましたが、総合的に見てどっこいどっこいという印象です。

底割れもないでしょうし、700円以上で始まる強い展開もなさそう、そんな最終評価としました。

期待値の点から、評価は★1据え置きです。

結果考察

分売枚数250枚前日終値708円分売価格686円当日出来高327枚
始値738円高値738円安値716円終値716円

極小の分売枚数が需給の乱れを生んだようで、始値でなんと52円のプラス。

ヒゲの無い大陰線ではあったものの、当たった人は想定外の利益でした。

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