立会外分売の分析 (5287)イトーヨーギョー

立会外分売の分析(5287)イトーヨーギョー 立会外分売の分析
基本情報                 
銘柄(5287)イトーヨーギョー  発行済株式数3,568,000株   
市場東証浮動株数620,832株
信用区分信用配当金8円
目的株式の流動性の向上株主優待なし
分売情報
発表日 2021年11月24日(水) 実施予定日 2021年12月1日(水)
   ~12月8日(水)
分売枚数 1700枚 申込上限 5枚
発表日終値 849円 発表日出来高 40枚
前日終値 807円 前日出来高 103枚
割引率 2.97% 分売価格 783円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2021年11月24日(水)22:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価は8月中旬に1200円付近から900円台半ばまで暴落。

年初来安値は829円ですが、分売発表日の終値は849円でそれに迫る勢いです。

順当にいけば、分売価格は700台後半になるでしょう。

流動性、需給

流動性は高くなく、出来高は50枚に届かない日が多いです。

分売枚数が1700枚なので全然足りませんが、信用銘柄なので流動性の改善もそこまで見込めないと推測しています。

備考

10月に発表した決算では上期経常利益が赤字拡大。

株価には織り込まれていたのか、それによる大きな下落はありません。

事前予想の時点では、安定した利益が出るとは思えない案件です。

2021年11月30日(火)18:00最終分析

株価調整★★☆☆☆
流動性の改善★☆☆☆☆
割引率★★★★☆
最終評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価は47円下落し、分売価格の783円は文句なしの安値圏。

ただ、流動性が伴っていないのと地合いが悪いことが相まって反発期待はなかなか厳しいところ。

流動性、需給

流動性が改善しなければ厳しいと感じていましたが、前日出来高は103枚と期待には応えられませんでした。

分売枚数は1700枚なので、特に寄付は厳しい予測です。

備考

株価の水準で見れば反発してもおかしくないですが、需給と地合いが重くのしかかります。

売れ残りレベルだと感じていますが、何だかんだで売り切れるので厳しいと判断しました。

結果考察

分売枚数1700枚前日終値807円分売価格783円当日出来高470枚
始値777円高値779円安値759円終値765円

予想通りの敗戦案件となりました。

分売されたのは1174枚ということで、526枚もの売れ残りとなりました。

それでこの力の無さはどうしようもありませんね。立会外分売はある程度見極めが必要という教訓になったかと思います。

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