立会外分売の分析 (2198)アイ・ケイ・ケイホールディングス②

立会外分売の分析(2198)アイ・ケイ・ケイホールディングス②立会外分売の分析
基本情報                
銘柄(2198)アイ・ケイ・ケイホールディングス発行済株式数29,956,800株   
市場東証プライム浮動株数6,440,712株
信用区分貸借配当金24円
目的株式の流動性の向上
プライム市場維持基準への適合
株主優待自社菓子(4月)
分売情報
発表日2023年月日() 実施予定日2023年12月19日(火)
分売枚数14940枚 申込上限50枚
発表日終値666円 発表日出来高1341枚
前日終値625円 前日出来高7383枚
割引率2.88% 分売価格607円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2023年12月11日(月)21:30事前分析

事前評価★★★☆☆

この銘柄は2023年4月にも分売を実施。およそ8ヶ月ぶりの分売となります。

前回は9000枚でしたが、とても堅調な結果となりました。

株価、チャート

日足は窓を開けることもしばしばありますが、今年の大底は591円。

分売価格が600円を下回るのは必須条件としたいところ。

600円台半ばという触りやすい株価帯のため、分売当日までにある程度乱高下すると予想します。

流動性、需給

日々の流動性に難はありませんが、分売枚数が約15000枚と膨大なため、増加していかないと少し厳しいでしょう。

23年10月期では増配もあり24円の配当、加えて4月に美味しい優待もあるため長期保有の価値はある銘柄です。

総合的な利回りが魅力的なので下値での買い需要はあると言えますね。

備考

事前分析の時点で大きな懸念点はありません。

分売前日に変な陽線を描かないことを祈りつつ、株価の調整&出来高増加に期待です。

2023年12月18日(月)19:00最終分析

株価調整★★★☆☆
流動性の改善★★★☆☆
割引率★★★★☆
最終評価★★★☆☆

株価、チャート

分売発表翌日から陽線が続いたものの、最終的にはやや調整して実施となりました。

調整具合や割引率が悪いとまでは言えませんが、分売価格が607円になったのは少し惜しいと感じました。

ただ、チャート的に600円を割れるリスクはかなり小さく、株価水準としてはそこそこに落ち着いたという印象です。

流動性、需給

前日の出来高は分売枚数の50%弱の量に。

空売りも積み上がってはいますが、分売当日は14940枚が放出されるため上値はある程度抑えられそうです。

利回りは良いため、実需買いにてどこまで支えられるか関心が高まります。

備考

総合的に見てリスクは小さく小幅の利益が見込める案件。

恐らく2023年最後の立会外分売となるため、僅かであっても利益で気持ちよく終えて欲しいところです。

そして今年も当ブログをご覧頂いた皆さん、本当にありがとうございました。

私用により11月下旬からの分売ラッシュを休載したことは心残りでしたが、来年も引き続き更新していきますので、どうぞよろしくお願い致します。

結果考察

分売枚数14940枚前日終値625円分売価格607円当日出来高14291枚
始値615円高値631円安値614円終値631円

始値は低く始まったものの、完全な安値寄りからの高値引けとなりました。

分売枚数と同等の出来高もこなしており、非常に良い形となりました。

テクニカル、利回りの両面から下値が限られていたことが好結果に結びついたといえます。

2023年最後の案件としてしっかり〆てくれた内容でした!

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