立会外分売の分析 (5009)富士興産

立会外分売の分析(5009)富士興産立会外分売の分析
基本情報                
銘柄(5009)富士興産  発行済株式数8,743,907株   
市場東証スタンダード浮動株数1,766,269株
信用区分貸借配当金81円
目的株式の流動性の向上株主優待なし
分売情報
発表日2022年11月25日(金) 実施予定日2022年12月2日(金)
分売枚数4300枚 申込上限50枚
発表日終値1208円 発表日出来高155枚
前日終値1126円 前日出来高2085枚
割引率2.49% 分売価格1098円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2022年11月28日(月)12:00事前分析

事前評価★★★★☆

株価、チャート

800円台だった株価は5月中旬から高騰し1200円台前半まで。

直近では1150円前後で推移しています。

日足チャートとしては1100円は切って欲しいところですね。

流動性、需給

出来高は200枚前後ですが、貸借銘柄のため劇的な改善が見込めます。

分売枚数は4300枚とやや多めですが、流動性は問題ないでしょう。

そして特筆すべきは利回り。81円の配当となっており、株価が1100円だと利回りは7.3%超えに。

この辺りは非常に堅そうです。

備考

安心して申し込めそうな案件が出てきました。

近頃は貸借銘柄の難しい動きが続いていますが、平穏に分売前日を迎えられるでしょうか。

2022年12月1日(木)19:00最終分析

株価調整★★★☆☆
流動性の改善★★★☆☆
割引率★★★☆☆
最終評価★★★★☆

株価、チャート

買われる場面もありヒヤヒヤしましたが、しっかり調整しての実施となりました。

割引率には不満が残るものの、分売価格が節目の1100円を割り込んだのは評価できます。

流動性、需給

流動性は改善したものの、当初の期待よりは改善しませんでした。

利回りが7.3%を超える分売のため売り物が抑えられるかも知れませんが、もう少し欲しかったところです。

備考

事前の期待よりは弱い案件になった印象。

ただ、利回りが魅力なため1100円付近では耐えてくれると推測します。

評価の繰り下げも考えましたが、割れるリスクの小ささから据え置きとします。

結果考察

分売枚数4300枚前日終値1126円分売価格1098円当日出来高6093枚
始値1130円高値1135円安値1117円終値1118円

分売結果は見事なもの。

しかし軟調な動きとなり、翌日には一時1100円割れ。

利回りが機能せず、苦しいその後となっています。

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