立会外トレードの分析 (8207)テンアライド

立会外トレードの分析(8207)テンアライド立会外トレードの分析
基本情報                 
銘柄(8207)テンアライド  発行済株式数28,037,000株   
市場東証スタンダード浮動株数11,495,170株
信用区分信用配当金無配
目的誠意のない売り抜け株主優待優待飲食券1000円分
(3月、9月)
※100株の場合
トレード情報
発表日2022年6月3日(金) 実施予定日2022年6月6日(月)
トレード枚数16000枚 申込上限100枚
発表日終値315円 発表日出来高437枚
前日終値315円 前日出来高437枚
割引率3.17% トレード価格305円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2022年6月3日(金)23:00最終分析

株価調整判定不可
流動性の改善判定不可
割引率★★★★★
最終評価★☆☆☆☆

先日の(9215)CaSyのように、発表翌日にトレード実施という悪意のある案件です。

散々な結果となっているので参考にして下さい。

株価、チャート

チャートは300円が底値になっているようです。

優待銘柄のため、3月権利日の翌日には大陰線となっていますね。

300円を割ると反発目処があるようにも見えますが、全体としてはかなり底割れのリスクがあります。

流動性、需給

トレード枚数は16000枚と膨大ですが、実質のトレード前日の出来高は437枚。

流動性は全く足りていない状態のため、当日始値は相当に重たい展開が予想されます。

重いどころか潰れる危険性もあります。

赤字が続いており、需給的にも強い買いが望める状況ではないと思います。

備考

トレード発表が金曜で実施が月曜という不満爆発案件。

(9215)CaSyの記事でも書いたとおり、立会外分売・トレードは発表から実施までの数日間で案件として整っていくので、即日実施はかなりの悪印象です。

同値の305円で始まれば御の字、1~2円の利益になろうものなら歓喜という案件ではないでしょうか。

リスクが充満している案件のため、無理に飛び込まなくて良いと考えます。

結果考察

トレード枚数16000枚前日終値315円トレード価格305円当日出来高1705枚
始値307円高値315円安値306円終値315円

発表から即日実施というリスキー案件でしたが、当日は予想に反して微益となりました。

引けではなんと10円の利幅を取ることができたんですね。

結果から言えば参加しておけば良かったことになりますが、トレード当日8:20までの状況では見送って正解だったかと思います。

また、トレード後はじわじわ値を崩し305円を割ろうとしています。

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