立会外トレードの分析 (6029)アトラグループ

立会外トレードの分析(6029)アトラグループ 立会外トレードの分析
基本情報                 
銘柄(6029)アトラグループ  発行済株式数株   
市場東証スタンダード浮動株数
信用区分信用配当金
目的株式の流動性の向上株主優待
トレード情報
発表日 2022年5月19日(木) 実施予定日 2022年5月24日(火)
トレード枚数 7800枚 申込上限 100枚
発表日終値 250円 発表日出来高 30枚
前日終値 211円 前日出来高 2069枚
割引率 3.32% トレード価格 204円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2022年5月22日(日)10:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価はおおむね260円での推移。

3月中旬に急騰してからは軟調な動きとなっており、やや右肩下がりの矢先に大規模なトレード発表となりました。

トレード発表から当日まで2営業日しかありませんが、翌日は大きく下落してから戻す展開。

分売前日となる23日は陰線を描く可能性が高いですがどうなるでしょうか。

流動性、需給

流動性は低く、1日の出来高が50枚を切るのは日常的にあります。

低位株のためか板はそこそこ厚いのに、出来高は乏しいという残念さが目立ちます。

トレード枚数は7800枚と多いため、寄付の重たさは否めません。

低位株なので気軽に参加できるのが良いところではあります。

備考

利幅は1~4円程度と思われるため、無理に参加する必要は無さそう。

トレード価格割れも有り得る案件です。

同日に貸借銘柄で注目度の高い2つの分売があるため、そちらに資金が回る可能性大です。

2022年5月23日(月)19:00最終分析

株価調整★★★★★
流動性の改善★★☆☆☆
割引率★★★★★
最終評価★☆☆☆☆

株価、チャート

2営業日で15%を超える調整。

直近では十分な安値圏です。

一見大丈夫そうですが、下記に示す流動性的に割れる危険も残ります。

流動性、需給

前日出来高は2000枚ちょっとに留まり、7800枚のトレードをこなすにはちょっと心配。

申し込みが「200円は割れないだろう」という理由での数円抜き狙いになるので、当日の売り圧力は相当に強そうです。

備考

調整具合も割引率も悪くありませんが、トレード価格が200円台なのは惜しいところ。

心理的節目の200円での攻防になりますが、どちらにせよ大きな利益にはならないと思われます。

結果考察

トレード枚数7800枚前日終値211円トレード価格204円当日出来高3103枚
始値204円高値205円安値200円終値201円

流動性の足りなさが足を引っ張り、終始重たい展開となりました。

始値は204円で耐えたものの、すぐに割れてしまい200円で踏ん張りつつ軟調な動きに。

トレード後も株価は戻らず、出来高も激減しているため元の250円まで戻るには相当な時間と出来高を要しそうです。

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