僕は2018年4月に投資の世界へ足を踏み入れました。
2022年4月をもって4年が経過したので、この機会に今までの体験から注意した方がいいと感じたことを記事にします。
「SNS」と「行動」の2つに分類しており、この記事ではSNSに焦点を当てます!
SNS
掲示板の書き込みに影響される
今はSNSが発達し、掲示板で銘柄について意見交換することが容易にできますよね。
有益な発言も無いわけではありませんが、買い煽り・売り煽りといった余計な情報が多いのも事実です。
また、匿名が故に無責任な投稿も多々あるため、それらの書き込みの正確性をしっかりと考慮する必要があります。
エンタメ感覚で見て楽しむぐらいならいいですが、掲示板の内容を根拠に売買するのはかなり危険だということを感じています。
他人の爆益報告を見て焦る
Twitterを利用している投資家はかなり多いと思います。
そこで気になるのが他人の利益。個人投資家の7割だか8割は負けているというデータもあるようですが、Twitter上には日々利益報告が流れています。
その真偽はさておき、注意したいのは他人の利益報告を見て自分自身の気持ちが揺れ動くこと。
純粋に感心したり売買根拠を探すというポジティブな反応ができれば問題ありませんが、メンタルの状態によっては「周囲はみんな上手くいってるのに自分だけ負け組だ」というネガティブな感情にやられることもありました。
この対処は一朝一夕にしては出来ないので、自分の場合はミュートという便利な機能を使っています。
IPO当選ラッシュの時期は単語自体をミュートにすることもあります。笑
SNSは楽しくやれてナンボのツールなので、上手く付き合っていけるよう取り組むのが吉だと考えています。
他人の損失報告を探して自分を落ち着ける
地合いが悪かったり、自分が損失を抱えたりするとついやりたくなってしまうのがこれ。
自分だけが損をしているのではないかという恐怖心を和らげるために「退場」「追証」「損切り」といったワードで検索したこともありました。
実際、気持ちが楽になるんですよね。特に、自分より大きな損失を出した人のツイートを見ると「自分はまだまだ大丈夫」という感覚に陥ります。
しかし、自分の損失が回復するわけではないので時間の無駄とも言えます。
自分がこの先どう立ち回ればいいか分析した方が有意義になるのは間違いないです。
そうは分かっていても、損失報告を探してしまうのはやめられないかも知れません。
あくまでも一時的な心の休息として捉えていきたいと思います。
他人の売買ツイートを鵜呑みにする
個別銘柄でも為替でも先物でも、多くの方が売買ツイートをしています。
「●●●円は買い」「△△△△円まで落ちたら撤退します」といったように具体的な売買ポイントのツイートもよく見かけますよね。
参考にするのもアリですが、以前自分が抜け落ちていたのが「その人とは枚数、買値、時間軸、許容リスクなどあらゆる点が異なっている」という視点です。
特に買値と時間軸が重要だと思っていて、その人は安値で拾っているから「●●●円は買い」と言っているかも知れないし時間軸が短期だから「△△△△円まで落ちたら撤退します」と言っているのかも知れません。
自分の買値が比較的高値であれば●●●円は買いではないかも知れないし、自分が長期であれば△△△△円は逆に買いかも知れません。
個人個人の投資背景を見据えなければダメだなと学びました。
まとめ
自分と他人を比べてしまうのは仕方ないことではありますが、それに引っ張られすぎると悪影響でしかありません。
良いところを盗む、参考にする、反面教師にするなど自分にとってプラスになるようSNSと上手く付き合っていきたいと思います。
投資の注意点~行動編~ は完成次第配信します!
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