立会外分売の分析 (7325)アイリックコーポレーション

立会外分売の分析(7325)アイリックコーポレーション立会外分売の分析
基本情報                 
銘柄(7325)アイリックコーポレーション  発行済株式数8,568,000株   
市場東証グロース浮動株数1,199,520株
信用区分信用配当金12円
目的株式の流動性の向上株主優待優待P3000分(6月末)
分売情報
発表日2022年8月12日(金) 実施予定日2022年8月23日(火)
   ~8月26日(金)
分売枚数500枚 申込上限5枚
発表日終値823円 発表日出来高52枚
前日終値783円 前日出来高1077枚
割引率3.00% 分売価格760円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2022年8月14日(日)18:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

株価、チャート

1月に1086円の高値をつけて以降は右肩下がりのチャート。

2022年の安値は803円となっています。

また、23年6月期の経常利益を28%減とする決算と同時に分売を発表しています。

業績が悪い銘柄の分売はスイングしにくく「配分されたらすぐに売ろう」と考える人が多くなるため、分売当日の値が重たくなりがちです。

流動性、需給

1日の出来高は50枚前後で普通。

分売枚数は500枚とそこまで多くないですが、あまり買いを入れたくならない案件かなと思います。

優待はありますが6月末権利なので、株価の下支えにはならないでしょう。

備考

分売価格が700円台まで来るのは必須条件。

上場来安値は795円ですが、分売価格は750円辺りまで来ないと安心して申し込めないと予想します。

流動性も200枚ぐらいまでは改善が望まれます。

2022年8月22日(月)21:00最終分析

株価調整★★★☆☆
流動性の改善★★★★★
割引率★★★★★
最終評価★★★☆☆

株価、チャート

株価は40円(約5%)の調整。

可もなく不可もなくといった印象です。

分売発表後にIRが出現し、一時928円まで暴騰する場面もありました。

(力不足のため、この材料について考察するのは控えます)

分売価格の760円は上場来安値タイとなる水準のため、反発目処はしっかり立っていると思います。

流動性、需給

流動性は厳しい予想でしたが、IRによって注目度が上がったこともあり大幅改善。

前日出来高は1000枚を超え、分売枚数500枚の倍以上になりました。

ここまで改善すればさすがに需給的な懸念は払拭されたと見ていいでしょう。

備考

分売発表時点では利益の予感がありませんでしたが、前日の状況を踏まえるとそこそこといった感じです。

分売価格を割れる可能性がかなり低くなったこと、予想を上回る流動性の改善が見られたことの2点を評価し、最終評価は★2つジャンプアップの★★★☆☆とします。

結果考察

分売枚数500枚前日終値783円分売価格760円当日出来高1275枚
始値798円高値798円安値776円終値777円

寄り天の大陰線になったものの、分売結果としては合格でした。

こうした結果を見ると、流動性の重要性を改めて認識しますね。

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