立会外分売の分析 (9837)モリト

立会外分売の分析(9837)モリト 立会外分売の分析
基本情報                 
銘柄(9837)モリト  発行済株式数30,800,000株   
市場東証プライム浮動株数2,310,000株
信用区分貸借配当金29円
目的株式の流動性の向上株主優待なし
分売情報
発表日 2022年8月16日(火) 実施予定日 2022年8月23日(火)
   ~8月26日(金)
分売枚数 3500枚 申込上限 100枚
発表日終値 745円 発表日出来高 195枚
前日終値 718円 前日出来高 2510枚
割引率 3.06% 分売価格 696円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2022年8月16日(火)22:00事前分析

事前評価★★★☆☆

株価、チャート

2022年は665円を底に、3月下旬には790円台まで反発。

直近は730~780円の間で上下している状態です。

ひとまずの反発目安としては5月末につけた705円、もう少し欲張るなら2月下旬につけた680円だと思います。

流動性、需給

日々の出来高はざっくり200~300枚程度。

分売枚数3500枚はそれと比較すると多いですが、700円そこらの貸借銘柄ということで流動性は劇的な改善が望めます。

また、7月に増配を発表しており、今期の合計配当は29円です。

分売発表日終値745円で計算すると3.9%の利回りに。

仮に分売価格が700円になった場合利回りは4.1%を超えるため、継続保有も視野に入るレベルです。

短期の売りが集中するという懸念は薄いため、当日は安心して申し込める予感。

備考

事前分析の時点では、問答無用で参加できる案件かなと思います。

株価の調整、流動性の改善それぞれ期待が持てるため、分売前日の買い上げにだけ警戒して見守りましょう。

分売価格によっては、★評価繰り上げも有り得ます。

2022年8月22日(月)19:00最終分析

株価調整★★★☆☆
流動性の改善★★★★★
割引率★★★★★
最終評価★★★☆☆

株価、チャート

分売発表から株価は27円の調整。

正直物足りない印象もありますが、決して悪くはないですね。

分売価格が節目の700円を下回っているため、非常に底堅い展開が予想されます。

流動性、需給

流動性もしっかりと改善。

3500枚の分売に対して前日出来高は2510枚と、70%の量まで改善しています。

需給面での懸念は限りなく0に近いでしょう。

配当利回りも4%を超えており、売り圧力は強くないと思われます。

備考

総合的に見て堅いの一言。

株価帯的に何十円も抜ける案件ではありませんが、分売割れのリスクはほとんどありません。

ド安定案件として太鼓判を押します。

結果考察

分売枚数3500枚前日終値718円分売価格696円当日出来高5054枚
始値719円高値732円安値716円終値721円

何の心配もなく、何の波乱もない堅調な結果でした。

分売発表から当日まで安心できた、有り難い案件です。

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