立会外分売の分析 (9206)スターフライヤー

立会外分売の分析(9206)スターフライヤー 立会外分売の分析
基本情報                 
銘柄(9206)スターフライヤー  発行済株式数2,865,640株   
市場東証2部浮動株数945,661株
信用区分信用配当金なし
目的株式の流動性の向上
資本増強のため
※詳細割愛
株主優待運賃割引券3枚(3、9月)
分売情報
発表日 2022年3月17日(木) 実施予定日 2022年3月25日(金)
   ~3月29日(火)
分売枚数 1432枚 申込上限 30枚
発表日終値 2715円 発表日出来高 13枚
前日終値 2602円 前日出来高 120枚
割引率 4.00% 分売価格 2498円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2022年3月20日(日)9:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

株価、チャート

2022年は2650~2750円の範囲で推移していましたが、3月上旬に底抜けして一時は2505円まで下落。

その後反発して分配発表となっています。

直近で2500円まで下落したため、分売価格の目標ラインはその辺りだと見ています。

流動性、需給

流動性は乏しく、1日の出来高が10枚に満たない日も珍しくありません。

板も薄く、需要はあまりないように思います。

1432枚の分売枚数はキツめな上、発行済み株式数に対して5%の量のため、かなり株価が重たくなると予想されます。

需給面での懸念が高い案件でしょう。

備考

現時点ではリスクの色が目立ちます。

株価が大きく調整しなければ分売価格割れも視野に入るので、まずは調整に期待。

もう1つ挙げるとすれば、2000円台後半という株価帯もネックです。

2022年3月24日(木)19:00最終分析

株価調整★★★☆☆
流動性の改善★☆☆☆☆
割引率★★★★★
最終評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価は100円ちょっとの下落。

もう50円は下落しても良かったと思いますが、なかなか難しかったようです。

割引率が高く、分売価格の2498円という位置には少し誠意を感じます。

流動性、需給

流動性は増加したものの、分売枚数の1432枚を踏まえると全く足りていません。

前日出来高が120枚と、分売枚数の10%にも満たないのは厳しいの一言です。

需給面での懸念は残ったままとなります。

備考

流動性がもっと良ければ底値感を感じることができましたが、分売価格割れも有り得る流動性となっています。

分売にしては僅かに値がさ気味ということもあり、積極的な買いも入りにくいかも知れません。

結果考察

分売枚数1432枚前日終値2602円分売価格2498円当日出来高483枚
始値2498円高値2503円安値2488円終値2498円

流動性が厳しかったものの、始値は同値で耐えて微益となる瞬間もありました。

ただ、割れる場面もあり弱いには弱い案件だったのでスルーで良かったかと思います。

最近はヤバめ案件でも意外に耐えることが多くて喜ばしいやら、今後のことを考えると悩ましいやらです。

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