立会外分売の分析 (1850)南海辰村建設③

立会外分売の分析(1850)南海辰村建設③ 立会外分売の分析
基本情報                
銘柄(1850)南海辰村建設発行済株式数28,835,730株   
市場東証スタンダード浮動株数2,133,844株
信用区分信用配当金3円
目的株式の流動性の向上株主優待なし
分売情報
発表日 2023年2月10日(金) 実施予定日 2023年2月17日(金)
分売枚数 3425枚 申込上限 20枚
発表日終値 325円 発表日出来高 262枚
前日終値 312円 前日出来高 300枚
割引率 2.88% 分売価格 303円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2023年2月11日(土)12:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

南海辰村建設は2022年に2回分売を実施し、2023年も実施となります。

このペースでやられるとホルダーは辛いところ。

前回の記事はこちらから

株価、チャート

2022年11月の分売に耐え、少しずつ上向いてきたタイミングでの分売。

チャート的にも心理的にも300円が反発目処となります。

株価の位置も分売枚数も前回と非常に似ており、あまり期待はできないです。

流動性、需給

日々の出来高はざっと100枚ほど。

特段の買い材料もなく、需給面では不安が残ります。

上値が重たいことは必至ですが、300円近辺は堅いと思われます。

備考

全体を通して利益の雰囲気は感じられない案件。

分売価格が290円台に突っ込めば少し安心です。

2023年2月16日(木)21:00最終分析

株価調整★★☆☆☆
流動性の改善★☆☆☆☆
割引率★★★★☆
最終評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価の調整はあまり見られず。

割引率も微妙に渋いことで分売価格は300円台になってしまいました。

あまり良い印象は持てません。

流動性、需給

流動性は厳しいの一言。

前日出来高は分売枚数の10%にも届かず、底割れのリスクも出てきました。

298~300円の買いは厚いことが予想されますが、需給は厳しいでしょう。

備考

株価帯として大きなリスクはありませんが、利益の線はかなり薄い案件です。

同日に(7127)一家ホールディングスの分売もあるため、注目はそちらに集まるかも知れません。

結果考察

分売枚数3425枚前日終値312円分売価格303円当日出来高1478枚
始値304円高値307円安値303円終値307円

割れずに踏ん張るだけではなく、数円の利益にもなった案件。

300円が相当堅かったようですね。

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