基本情報 | |||
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銘柄 | (1850)南海辰村建設 | 発行済株式数 | 28,835,730株 |
市場 | 東証スタンダード | 浮動株数 | 2,047,337株 |
信用区分 | 信用 | 配当金 | 3円 |
目的 | 株式の流動性の向上 | 株主優待 | なし |
分売情報 | |||
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発表日 | 2022年11月8日(火) | 実施予定日 | 2022年11月15日(火) |
分売枚数 | 3600枚 | 申込上限 | 20枚 |
発表日終値 | 323円 | 発表日出来高 | 105枚 |
前日終値 | 311円 | 前日出来高 | 449枚 |
割引率 | 2.89% | 分売価格 | 302円 |
立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。
2022年11月8日(火)23:30事前分析
事前評価 | ★☆☆☆☆ |
南海辰村建設は2022年8月にも分売を実施。
僅か2ヶ月半しか経っていませんが、再度同じ枚数の分売となりました。
前回は調整◎、流動性✕の案件で結果は微益~微損。
前回の詳細はコチラから
株価、チャート
分売発表日終値の323円は、前回の分売価格です。
運命を感じますね。
8月の分売以降、株価は軟調そのもの。
10月28日に上期経常利益59%増の発表をしましたが、翌日は寄り天でした。
分売価格が節目の300円を切れば何とかなる・・・といった印象です。
流動性、需給
出来高が100枚以下の日が多く、多い日でも300枚ちょっと。
分売枚数は今回も3600枚のため、より一層需給の崩れが進みそうです。
株価が300円でも利回りは1%のため、腰の据わった買い手は現れない可能性が高いでしょう。
前日出来高の量次第でリスク度合いも大きく変わりますね。
備考
上値を追える案件ではないため、見送りも十分視野に入ります。
流動性の改善具合が最大の焦点になるでしょう。
2022年11月14日(月)19:00最終分析
株価調整 | ★★☆☆☆ |
流動性の改善 | ★☆☆☆☆ |
割引率 | ★★★★☆ |
最終評価 | ★☆☆☆☆ |
株価、チャート
株価の調整は微妙な幅となりました。
割引率も微妙に渋っており、分売価格が302円なのは悪印象。
節目の300円は是非とも割り込んで欲しかったところでした。
流動性、需給
流動性は改善が見られず、分売当日に懸念が残ります。
290円台には買いが集まりそうですが、300円台にどれほど買いが来てくれるかが焦点ですね。
また、上値は非常に重たくなりそうです。
備考
リターンよりもリスクが大きい案件に。
リターンも数円レベルのため、見送りも十分視野に入るでしょう。
結果考察
分売枚数 | 3600枚 | 前日終値 | 311円 | 分売価格 | 301円 | 当日出来高 | 1360枚 |
始値 | 302円 | 高値 | 303円 | 安値 | 301円 | 終値 | 301円 |
リスクがありましたが、耐えただけで十分でしょう。
始値で+1円となっただけでも大健闘です。
節目の300円が機能しましたね。

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