立会外分売の分析 (1850)南海辰村建設④

立会外分売の分析
基本情報                
銘柄(1850)南海辰村建設発行済株式数28,835,730株   
市場東証スタンダード浮動株数2,133,844株
信用区分信用配当金4円
目的株式の流動性の向上株主優待なし
分売情報
発表日2024年8月20日(火) 実施予定日2024年8月27日(火)
分売枚数8520枚 申込上限20枚
発表日終値317円 発表日出来高430枚
前日終値298円 前日出来高1951枚
割引率2.68% 分売価格290円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2024年8月21日(水)23:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

立会外分売の常連校、南海辰村建設。

当ブログで記事にするのも4回目となります。

第3回目の結果はこちら。

株価、チャート

株価は310円を底にして狭いレンジでの推移。

直近の暴落では268円まで下げていたんですね。

暴落後はいつもの株価水準に戻りつつありますが、ここから上を目指すのは少し難しいように見えます。

流動性、需給

流動性は一日あたり概ね300枚ほど。

分売1回目が3600枚、2回目が3600枚、3回目が3425枚、そして今回が8520枚となっており、いきなりどうしちゃったのという感じです。

流石に重たい枚数のため、流動性が十分追いつくのは困難でしょう。

となると株価水準が重要になるため、前日終値がしっかり300円を割り込むことを願います。

備考

チャート的には底が見えているものの、分売枚数を考慮すると尻込みしてしまいそうになる案件。

短期的には厳しいですが、大きく下げるなら少し待って株価の戻りに期待する作戦もアリかも知れません。

2024年8月26日(月)22:00最終分析

株価調整★★★★☆
流動性の改善★★☆☆☆
割引率★★★☆☆
最終評価★☆☆☆☆

株価、チャート

前日終値が節目の300円を下回ったのは評価できます。

しかし、割引率が悪くディスカウントは8円。

分売価格の水準としてはもう一押し欲しかったところなのと、8円という狭い割引はあまり良い印象が持てません。

流動性、需給

流動性はそこそこ改善し、板も厚めになりました。

8520枚の分売にはまだ足りませんが、予想よりも増加しています。

ただ、先述したように割引幅が8円しかないため、利益が出るかと言われると微妙の一言。

チャート的にリスクは低いですが、利益は取れて1~2円の可能性が高いでしょう。

備考

同日の(4766)ピーエイとは対照的に、割引率が足を引っ張る案件。

分売価格を割り込むリスクは低く、万一割れてもほんの数円だと思われます。

利益の期待も相当低いのがネックのため、評価はそのまま★1として当日を眺めたいと思います。

結果考察

分売枚数8520枚前日終値298円分売価格290円当日出来高   枚
始値   円高値   円安値   円終値   円

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