立会外分売の分析 (3439)三ツ知

立会外分売の分析(3439)三ツ知立会外分売の分析
基本情報                 
銘柄(3439)三ツ知  発行済株式数2,652,020株   
市場東証JASDAQ浮動株数193,597株
信用区分信用配当金64円
目的株式の流動性の向上株主優待なし
分売情報
発表日2021年12月113日(月) 実施予定日2021年12月21日(火)
   ~12月23日(木)
分売枚数400枚 申込上限5枚
発表日終値2830円 発表日出来高2枚
前日終値2617円 前日出来高37枚
割引率3.52% 分売価格2525円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2021年12月13日(月)23:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

株価、チャート

分売発表の半月前に上場来高値を更新しています。

現在の株価は文句無しの高値圏となりますね。

次に記述しますが、流動性が悪すぎるためチャートは形になっていません。

週足ですらローソク(実体)がしっかり見えない状態です。

流動性、需給

流動性はかなり最悪な状態。一日の出来高が1枚という日が最も多く、板の薄さも目が当てられません。

分売枚数は400枚となっており絶対数としては少ないですが、この流動性では相当キツい戦いになることでしょう。

先日の(3847)パシフィックシステムが思い起こされますね。ぜひコチラの記事もご覧ください。

備考

11月30日に株式分割を発表しています。

そして矢継ぎ早に分売ということは、本当に流動性の改善を目指しているのかも知れません。

ですがこの案件はどう見ても地雷案件。流動性の改善具合によっては参加も視野に入るかも知れませんが、事前評価の時点ではリスク大の危険案件と見えます。

2021年12月20日(月)16:00最終分析

株価調整★★★★☆
流動性の改善★☆☆☆☆
割引率★★★★★
最終評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価は200円以上調整しました。

が、次に記述する流動性を考慮すると厳しいでしょう。

流動性、需給

前日出来高は37枚となり、改善したように見えますがまだまだ足りません。

板も非常に乏しいため、400枚の分売枚数は重たくのしかかります。

買い手がいなさすぎるのがネックになりますね。

備考

割引率も3.5%と高い水準ではありますが、それでも相当に厳しい印象です。

地合いが最悪&IPOラッシュということで、この分売案件に資金が来るとも思えません。

朝の板は見ようと思いますが、ハイリスク案件として評価を下します。

結果考察

分売枚数400枚前日終値2617円分売価格2525円当日出来高106枚
始値2451円高値2451円安値2410円終値2415円

この案件も厳しいの一言でした。

流動性的にかなりハイリスクだったので、回避した方は多かったと思います。

分売当日は寄り天で終始割れてしまい、数日経ってからは2300円台中盤まで下落しています。

手出し無用でした。

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