立会外分売の分析 (5368)日本インシュレーション

立会外分売の分析(5368)日本インシュレーション立会外分売の分析
基本情報                 
銘柄(5368)日本インシュレーション  発行済株式数8,707,200株   
市場東証スタンダード浮動株数531,139株
信用区分信用配当金37円
目的株式の流動性の向上株主優待なし
分売情報
発表日2022年11月14日(月) 実施予定日2022年11月22日(火)
分売枚数4300枚 申込上限50枚
発表日終値865円 発表日出来高39枚
前日終値835円 前日出来高152枚
割引率2.99% 分売価格810円

立会外分売について詳しく知りたい方はコチラの記事からどうぞ。

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2022年11月15日(火)20:00事前分析

事前評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価は850~900円付近のレンジ相場。

週足で見ても、日足と見間違うくらい横ばいの動きが続いています。

流動性については後述しますが、分売価格が年初来安値の834円まで下落しても厳しそうな印象です。

流動性、需給

板は非常に薄く、日々の出来高も10枚前後。

分売枚数は4300枚となっており、需給面での懸念が高い案件です。

ただ配当は37円としっかりあり、年初来安値834円での利回りは4.4%超え。

短期的な需給はキツいと思われますが、株価が回復するまで待てるなら一時的な含み損覚悟で参加もアリです。

備考

分売枚数に対して流動性が厳しい案件は基本的にリスキーです。

株価は底堅く推移しているので、流動性がどこまで改善するかで評価が変わってくる案件となります。

2022年11月21日(月)19:00最終分析

株価調整★★★☆☆
流動性の改善★☆☆☆☆
割引率★★★★☆
最終評価★☆☆☆☆

株価、チャート

株価は年初来安値の834円と同等まで調整しました。

割引も3%あり、分売価格の810円は2020年4月以来となる安値水準。

実に2年7ヶ月ぶりとなり、反発目処としては十分です。

しかし・・・

流動性、需給

分売前日の出来高は僅か152枚。

分売枚数は4300枚のため、当日の寄付に不安が残ります。

分売価格(810円)での利回りは4.5%ありますが、需給を踏まえると割れてしまっても不思議ではありません。

備考

株価水準は良いが流動性に難有りの案件。

分売後の株価浮上はある程度期待できますが、短期勝負は厳しい印象です。

分析は分売当日の始値で評価しているので、最低評価としました。

結果考察

分売枚数4300枚前日終値835円分売価格810円当日出来高1454枚
始値810円高値813円安値810円終値813円

流動性が厳しかったものの、株価水準と利回りで耐えた結果に。

800円は相当堅そうなので、配当日に向けてゆっくり上昇していくと予想します。

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